国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

飲んだくれ

2024-09-28 | 日記
パック旅行は会社が全部やってくれるので楽は楽なのですが、その分想定外のハプニングに見舞われることは少なく、敢えて旅行記として残したいと思うような出来事が個人旅行やレンタカー付きフリープランほど起こらないのは致し方ないところ。前に「気が向いたら」と書いたのはそういう意味です。

唯一の懸念は、繰り返しますが集合時間に遅れること。出発前日の19日は東海道本線(相見駅~幸田駅)の人身事故、神戸線の踏切(それも須磨海浜公園駅〜須磨駅間と明石駅〜西明石駅間の2箇所!)での自動車の立ち往生、さらにダメ押しとして東北新幹線の連結車両の分離による遅延や運転取り止めまでが発生し、JRにとって悪夢のような1日だっただけに余計神経質になっていました。が、翌20日の朝は幸いにして何のトラブルもにも見舞われず、余裕で集合場所(既に写真を載せたサバ缶のオブジェ前)に到着できました。中央本線の特急しなの3号も定刻に名古屋駅を出発。


上は寝覚の床と諏訪湖ですが、やっぱり在来線特急の指定席はいいもんですねぇ。座席周りはゆったりしているし車窓からの眺めも堪能できる。(もちろん山間部を通る路線ゆえトンネルも結構ありましたが。ついでに書くと、山陽新幹線はその点でウンザリ必至なので仕事以外では利用したくありません。北陸新幹線の敦賀〜京都が小浜ルートになったらそんなもんじゃ済まないようですが。)この鉄旅が2時間弱で終わってしまったのは残念の一言。少なくともその2倍は乗っていたかったところです。(追記:後に考えてみれば、諏訪湖を見たのはJR中央本線ではなく、中央自動車道を走行中の観光バスの車窓からでした。実に間抜けなことを書いてしまった。)


塩尻駅からは静岡の会社のバスでの移動。最初に向かったのは蓼科高原バラクライングリッシュガーデン。「バラ」は「薔薇」として、次の「クラ」が解らなかったのですが、もしかしたらドイツ語の「クライン」(klein=小さい)と「イングリッシュ」を強引にくっつけて重複部分を削除したのかな、と思っていたところ、ガイドさんから「暮らし」であるとの説明がありました。日本語やったんかーい!


しばらく園内を散歩しつつ昼食会場へ。この日はしなの3号(名古屋駅8時発)と5号(同9時発)のうち早い方に乗車したため、少々早いランチとなりました。朝食は5時台だったので私達には丁度いい時間。そして旅程表に「アフタヌーンティー仕立ての昼食」とあったので楽しみにしていました。4月からずっと観ていた「ブリティッシュベイクオフ シーズン4」(NHK教育)の実食が体験できるので。

とくに理由もなく野外での立食と勝手に予想していたのですが、実際には園内のレストランに案内されました。


こんな感じです。4人掛けのテーブルの一人ずつにサーモンのカツレツ、そして各種スイーツ、スコーン、サンドイッチが提供されました。質量とも十分だったし、紅茶も美味で言うことなし。Lindaは「午前中にアフタヌーンティーとは何ごとか!」と違和感を露わにしていましたが(苦笑)。





食後に散歩を再開。

これが "CENTER"(米国式綴り)だったら今度は私が違和感を覚えていたところです。

出る前にもう1枚。派手さを抑えたいい庭園でした。

次に訪れた八ヶ岳倶楽部には「柳生一族が手掛けた雑木林を見学」という括弧書きの補足があったので、私はてっきり十兵衞とその末裔が植えたと思い込んでいたのですが・・・・・

この石碑(パパの石)に彫られている通り、創設者は一昨年没した俳優の博氏でした(こちら参照)。

管理の行き届いた林内の散歩を楽しむとともにLindaはギャラリーに展示されていた陶器を熱心に鑑賞していました。

続く萌木の村ではナチュラルガーデン内のオルゴール博物館(画像右の建物)で演奏を聴くとのことでしたが・・・・・・



ガーデンは先の「バラクラ」とモロ被りというか、1日2箇所は要らないよね。

コンサートの前にオルゴールの銘品の数々を見学。

この価格を見たら誰だって触れる気を失くします。

最初のオルゴールに続いてホール内の自動演奏楽器数台も動かしてくれました。

どことなくお笑い芸人(ライス関町か蛙亭中野)に似ている館員さんによる軽妙なおしゃべりと自動オルガンの演奏。(1台170万円にもかかわらず予約殺到で現在は新規注文の受付を停止しているのだとか。)

宿に向かう途中、この旅で初めて見えた富士山を撮影。あまり期待していなかったので儲けものの気分でした。

16時過ぎにホテルへ到着。カードキーを受け取り、館内の説明を聞いてから部屋へ。荷物を置いて直ちに1階へ引き返しました。事前にここを見ていたのですが、オールインクルーシブということでドリンク(アルコール類含む)無料のラウンジが18時までなので。

樽生ビールの他、スパークリングと赤白のワイン(泡のみフランス産で他は山梨産)がありました。他に各種おつまみやお菓子も。


乾杯後、長旅で疲れた心身を癒やすべく暫くくつろぎました。(何を考えていたのか?)この後があるので、まだそんなに酔ってはいません。

そしてビュッフェスタイルの夕食。実は会場が二つに分かれ、それぞれ和食と洋食中心のメニューが提供されていたのですが、とりあえず一通り試してみなければ気が済まない性分の私は大皿2枚に山盛りの食べ物を平らげることになりました。ただし飲み物は生ビールをグラス1杯のみ。第3ラウンドがありますから。

大浴場(天然温泉)に入り、部屋でテレビを観ていたらいつの間にか熟睡。気が付いてみれば21時を回っていたので慌てて下へ。ラウンジには夕食前とは違う酒類(焼酎、ウイスキー、ブランデー、テキーラ、自家製リキュール数種)が用意されていました。またしても私は一通りをオンザロックで。(こちらに来る前は、さらに卓球とかデッキでの星空観賞なども考えていたのですが、どうでも良くなりました。)

ということで初日最後の写真ですが、この後はもちろん爆睡し、起きた時には6時を少し回っていました。このところ4時台に目覚めることがほとんどなので、久々に十分な睡眠を取ることができました。もっとも少しだけですがアルコールが残っていました。もう何年も深酒を控えていたため、いつ以来なのか思い出せないほど久しぶりの二日酔いでした。
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