先ず12月に入ってからの雲場池の様子から。周囲の木々はすっかり冬景色になり、外気温もマイナスになる日が多くなったが、池はまだ凍ることはない。ただ、入り口にある小池には下旬に氷が張りうっすらと雪が降り積もっていた。
12月2日撮影
12月7日撮影
12月14日撮影
12月21日撮影
12月27日撮影
結氷した小池(2023.12.23 撮影)
紅葉が終り、訪問する人も少なくなってきた雲場池には、次第に水鳥の姿が増える。
通年いるカルガモは数を減らしているが、入れ替わるようにマガモは30羽ほどに増え、このほかキンクロハジロとコガモも定着している。
オカヨシガモとカイツブリは時々思い出したように姿を見せるが、今月はハシビロガモの姿を初めて見る機会があった。全国的には特に珍しい種ではないようであるが、雲場池に通い始めて4年になるのに、この種をこの池で見たのは初めてである。長く大きく先端部がへら状に広がるくちばしは異様でもある。
今回、雲場池に現れたのは♂エクリプスで、まだ♀に近い羽色であるが、目が黄色いことと、胸と腹の一部がまだらに変化し始めているのでそれと判る。
マガモの群(2023.12.7 撮影)
マガモの群(2023.12.7 撮影)
マガモの群(2023.12.14 撮影)
マガモの群(2023.12.21 撮影)
マガモの群(2023.12.21 撮影)
羽ばたくマガモ♂(2023.12.3 撮影)
羽ばたくマガモ♂(2023.12.17 撮影)
羽ばたくマガモ♂(2023.12.21 撮影)
羽ばたくマガモ♀(2023.12.22 撮影)
キンクロハジロの群(2023.12.20 撮影)
キンクロハジロは体をねじったり、仰向けになったりして羽繕いをするが、その様子はなかなかユーモラスである。
羽繕いするキンクロハジロ♂(2023.12.21 撮影)
羽繕いするキンクロハジロ♀(2023.12.21 撮影)
羽繕いするキンクロハジロ(2023.12.21 撮影)
続いてコガモ。
コガモの群(2023.12.3 撮影)
眠るコガモ♂(2023.12.20 撮影)
次はオカヨシガモ。
オカヨシガモのペア(左♀ 2023.12.3 撮影)
オカヨシガモのペア(左♀ 2023.12.3 撮影)
次はカイツブリ。1羽だけ単独で姿を見せた。
カイツブリ(2023.12.21 撮影)
けあらしの中のカイツブリ(2023.12.25 撮影)
水鳥の最後は雲場池で初めて見かけたハシビロガモの♂エクリプス。この個体も単独でやってきた。
ハシビロガモ♂エクリプス(2023.12.25 撮影)
ハシビロガモ♂エクリプス(2023.12.25 撮影)
ハシビロガモ♂エクリプス(2023.12.25 撮影)
ハシビロガモ♂エクリプス(2023.12.25 撮影)
水鳥以外の野鳥も種類が増えていて、久々にノスリの姿を見た。他には、いつものカラの仲間のほか、ホオジロ、カシラダカ、シメ、キセキレイ、ヒヨドリ、コゲラ、アカゲラ、カケス、カワラヒワを撮影した。冬になると大群で飛来するアトリの姿も見もちらほら見られるようになった。
ノスリ(2023.12.8 撮影)
ノスリ(2023.12.8 撮影)
ホオジロ(2023.12.27 撮影)
カシラダカ(2023.12.27 撮影)
シメ(2023.12.23 撮影)
キセキレイ(2023.12.23 撮影)
ヒヨドリ(2023.12.23 撮影)
コゲラ(2023.12.12 撮影)
アカゲラ(2023.12.8 撮影)
アカゲラ(2023.12.27 撮影)
カケス(2023.12.27 撮影)
カケス(2023.12.8 撮影)
カワラヒワ(2023.12.22 撮影)
アトリ(2023.12.8 撮影)
アトリ(2023.12.22 撮影)
樹上に群れるアトリ(2023.12.14 撮影)
次に紹介するのは、ヒヨドリが食べ残したイチイの赤い実を、器用に片足で木につかまって食べるエナガで、小さな群れで来ていた。
エナガ(2023.12.27 撮影)
エナガ(2023.12.27 撮影)
エナガ(2023.12.27 撮影)
エナガ(2023.12.27 撮影)
今月の最後の写真はニホンリス。相変わらず元気に高い木の上まで登り、飛び、走り回る。時には地上でこうしてポーズをとってくれる。
ニホンリス(2023.12.20 撮影)
ニホンリス(2023.12.20 撮影)
月ごとの案内は、今回で最終回とします。
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