11月上旬は雲場池の紅葉が見ごろを迎え、一番にぎわう時期である。まず、定点から見たこの紅葉の移り変わりの様子を、スライドショウで見ていただく。
11月の雲場池(10月28日から11月29日の雲場池の様子をスライドショウにしています)
この入り口付近の定点の他にも紅葉が映える場所が何か所もあり、また雲場池周辺の別荘地の庭のモミジも美しいので、これらをあわせて紹介する。
11月4日撮影
11月2日撮影
11月2日撮影
11月3日撮影
11月3日撮影
11月4日撮影
11月8日撮影
11月11日撮影
11月15日撮影
11月3日撮影
11月11日撮影
11月11日撮影
雲場池には常に上流の水源地からの湧水が供給されていて、流れがあるが、それでも風のない日には水面が鏡のようになり、周囲の木々が美しく反射し、写真では上下が判らなくなることがある。
次の写真は池周辺のモミジを撮影した写真を上下反転させたものだが、ごく自然に見えてしまう。群馬県の宝徳寺の「床もみじ」が有名だが、ここでは「池もみじ」になる。
雲場池の上下反転写真(2023.11.3 撮影)
紅葉と共に北からマガモが渡ってきている。先月から徐々に数を増やしていて、今は20羽ほどが生息している。池に映り込むモミジの色と相まって、マガモの♂の羽色はなかなか美しい。
マガモ♂(2023.11.7 撮影)
マガモ♂(2023.11.8 撮影)
マガモ♂(2023.11.9 撮影)
マガモ♂(2023.11.11 撮影)
マガモ♂(右)とコガモ♂(2023.11.8 撮影)
マガモ♀(2023.11.8 撮影)
マガモ♂(2023.11.11 撮影)
マガモ♂(2023.11.11 撮影)
キンクロハジロとコガモも数羽が定着している。数ではキンクロハジロが多い。
キンクロハジロの群(2023.11.11 撮影)
キンクロハジロ♀(2023.11.11 撮影)
キンクロハジロ♂(2023.11.22 撮影)
キンクロハジロ♀(右)とコガモ♂(2023.11.11 撮影)
コガモ♀(2023.11.11 撮影)
コガモ♂(2023.11.11 撮影)
コガモ♂(2023.11.20 撮影)
コガモ♂(2023.11.25 撮影)
コガモ♂(2023.11.15 撮影)
コガモの♂の中には生殖羽に換羽中のエクリプスもいて、羽色はまだ♀に似ている。
コガモ♂エクリプス(2023.11.27 撮影)
渡りの途中で立ち寄ったのか、一時オカヨシガモとヒドリガモを見かけたが、すぐにいなくなってしまった。
オカヨシガモのペア(2023.11.9 撮影)
オカヨシガモ♂(2023.11.24 撮影)
ヒドリガモ♀(左)とマガモ♂(2023.11.8 撮影)
池ではしばしばマガモの求愛行動も見られ、雌雄が共に首を上下に振るしぐさをし、その後交尾に至る。
雲場池では子育てするマガモの姿を見ることはなく、繁殖は来春北方に帰ってからになる。
マガモのペアの求愛・交尾行動(2023.11.25 撮影)
野鳥は、いつものカラの仲間のほかに、久々にキクイタダキに出会った。そのほかにはコゲラ、アカゲラ、アオゲラに出会い、特に大きな鳴き声と共にカケスを見かけることが多くなった。
キクイタダキ(2023.11.9 撮影)
ヤマガラ(2023.11.22 撮影)
コゲラ(2023.11.4 撮影)
アカゲラ(2023.11.12 撮影)
アオゲラ(2023.11.10 撮影)
カケス(2023.11.10 撮影)
カケス(2023.11.18 撮影)
紅葉が終わってみると、突然ムラサキシキブやツルウメモドキのきれいな実が目に付くようになった。雲場池周辺のほか、別荘地の生垣にも植えられていることがある。これまで、モミジの赤い色に目を奪われていたためだと思うが、地味ながらもなかなか美しい。
ムラサキシキブのある生垣(2023.11.18 撮影)
ムラサキシキブ(2023.11.11 撮影)
ムラサキシキブ(2023.11.7 撮影)
ツルウメモドキ(2023.11.20 撮影)
軽井沢はこれから冬に向かう。今年は今いる種に加え、どれくらいの水鳥がやって来るのだろうかと、楽しみである。
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