まつお文庫からのご案内

仙台市若林区中倉3-16-8にある家庭文庫です。水・土の3時~6時(第2土は休み)どなたでも利用できます(無料)。

寄贈本・新しく買った本 11月

2016-11-24 12:15:17 | 文庫のページ
寄贈本  ありがとうございます。
◆横浜の「よこはま布えほんぐるーぷ」(代表 松村治美さん)からいただきました。
『たのしいどうぶつえほん』 よこはま布えほんぐるーぷ発行 2016年8月制作
 楽しい仕掛けがいっぱいの布絵本です。アイディアが素晴らしいです。さるが綱渡りをしたり、きりんの首が長くなったり、あざらしがかくれんぼしたり…。どうぞ楽しんでください。どれだけの方々がどれだけの時間をかけて、一針一針、丁寧に縫いあげたか、ボランティアの皆さんの力に脱帽です。
◆阿久津りこちゃんのお家からいただきました。
『ユタとふしぎな仲間たち』 三浦哲郎 青い鳥文庫 2006
 東北地方の北の方の村で、伝説の座敷わらしに出会い、友達になった勇太の物語。東京からやってきた勇太は村の子どもたちとなかなか友達になれませんでしたが、座敷わらしに教えてもらったある情報のおかげでやっと村の子どもたちに認めてもらえるようになります。45年前の作品ですが、今読んでも楽しめます。3、4年生にお薦めです。

新しく買った本
①『ハリーとうたうおとなりさん』 ジーン・ジオン/マーガレット・B・グレアム
                    小宮 由訳 大日本図書 2015
 『どろんこハリー』でおなじみのハリーの愉快な物語。ハリーにはたった一人の苦手な人がいます。耳をふさぎたくなるくらい大きな声で歌うおとなりの奥さんです。その歌をやめてもらおうと、ハリーはいろいろ策を練るのですが、なかなかうまくいきません。でもやっとハリーの努力が実ります。
②『わたしたちのカメムシずかん』  鈴木梅花/はたこうしろう 
                    たくさんのふしぎ2016年11月号 福音館書店
 くさくて、「やっかいもの」のカメムシですが、日本には1100種以上いるといわれています。岩手県の葛巻という町では11月頃になると、たくさんのカメムシが冬を越すために屋内に入ってきます。校長先生の提案で子どもたちはカメムシについて調べ始めます。30種以上のカメムシが見つかり、調べたことをまとめて「カメムシずかん」を作成します。
 「やっかいもの」のカメムシが子どもたちの宝物になっていく過程が興味深いです。先生たちのかかわりも素晴らしいです。
コメント
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