善行は子供にしっかり見せてやり
積善生みの元と成る。
ここでいう善行とは日頃の先祖供養である。
いつも手を合わせている両親を見て
子どもの手を合わせるようになる。
子どもというのは、親のすることを恐ろしいほど、
マネをする。
こうしなさい、ああしなさいという命令的な言葉には、
反発します。
昔の人は、地震、雷、火事、親父(おやじ)と
恐い物の中に父親が入っておりました。
そして父親が手を合わすご先祖様を
子どもは、もっと偉い存在であると認識する。
そして「お天道様、ご先祖様が見てはるで、悪さをしたらあかんで」
いう言葉がよく聞いたものです。
私、自身も母親から悪さをすると
よく、ご先祖様に合わせる顔がないと
ご先祖様に謝るまで母親も一緒に座っておりました。
死んでからでは、遅いぞよ。
後で後悔しないように今日から次のことをしましょう。
これを六波羅蜜といいます。
①人に心と物の施しを
②約束を守ろう
③我慢をしょう
④努力をしょう
⑤静かに物事と考えよう。
⑥頭を働かせて生きて行こう。
閻魔様の言葉
今日から両親の悲しむことをするなよ。
親孝行をしなさい。
南無大師遍照金剛
合掌