皆さんから先生はお元気ですね。と言われますが、
常に健康の為に人一倍気を使い、生活しているのです。
年をとると、毎日が戦いです。
お釈迦さまがこの世の四つ苦しみを「生老病死」と、言っておられる。
人間は、このどれからも、逃れる事はできない。
良寛さんは「死ぬる時節には死ぬがよく候」と言っている。
わたくしは、六十歳から毎朝水行に行く時は湯灌と心得て、
風呂に入り、身を清めてから滝行に行っていた。
この習慣は八十五歳の現在も続けている。
今日この頃は、生きていることが、本当に有難く思う様に成った。
昨日、滝谷不動尊のお参りの帰り、富田林の川田家さんで昼食を頂きました。
ツバメが所狭しと巣を作り、子育てに一生懸命で、
入れ替わり、立ち代りエサを運んでいる姿に感動いたしました。
ヒナが巣立つ確率は、低いようですが、一生懸命に子孫を残そうとする姿を
いつの頃からか、人間は忘れてしまったようである。
今の人は、簡単に死と選び、又、簡単に人を殺してしまう。
残された者の悲しみをどう、感じているのだろうか。
南無大師遍照金剛