ご先祖様のご供養の基本は、
利供養(実食 仏様にお供えする食べ物)
ただし、お酒やたばこをお供えすると揉め事が起こります。
敬供養(お経をたくさん上げる供養)
行供養(ご先祖様がお喜びになる行い)
の
三種の供養が整って初めて供養となるのです。
では、我々のご先祖様は何人おられるのでしょうか?
一般家庭で言われるご先祖様とは、だいたい曾祖父母ぐらいまでだと思います。
しかし、実際には、我々が知らないご先祖様がほとんどです。
先祖代々の計算 (両親に子供が1人と仮定した場合)
20代遡れば、累計 209万7150霊 のご先祖様がおられるという計算になります。
実際にはもっと数は増えるはずです。
これほど多くのご先祖様をどのように供養すればいいのでしょうか。
そうしますと、一か月 30日間、毎日供養しなければならないのではないでしょうか。
単純に約210万霊を30日で割れば、一日に約7万霊のご先祖様となります。
菩提寺さんの月一回のお参りでは到底満足のいく供養を受けることはできないのではないでしょうか。
菩提寺さんは、その家の一番新しい仏様(故人)の月命日にお参りされますが、
その故人様でさえ、一年で12回のご供養ですね。
月参りのない地域の家では、年一回のお参りという所もあるそうです。
その他のお位牌でお祀りされておられるご先祖様のご供養をどうなっているのでしょうか。
このようなご供養で成仏できるとお思いですか。
当山でご供養いたしますと、 何十年も前に亡くなられたご先祖様が、
みすぼらしい姿で供養を求めて来られます。
当山の四家先祖供養法は、
365日、毎日がどなたかの命日にあたると仮定して供養を行っており、
毎月 30日間 毎日ご供養が受けられます。
「 先祖供養で貧乏脱出 日々の供養を忘するるな」]
つづく
南無大師遍照金剛