ミューのガーデン日記

八ヶ岳南麓清里高原のペンション「ゲストハウスミュー」のブログです♪
庭の薔薇たちや猫のこと、清里暮らしの日々を・・・・

年月 ・ 春の雪

2025年03月17日 | 日記・エッセイ・コラム
息子あてにハガキが届きました。あの世には転送できないし・・・と思い、見てみると免許証更新のお知らせでした。
そういえば、更新が近ずくと一時停止とかで捕まると嘆いていましたが、
あの年やっとゴールド免許証だと喜んでいたのを思い出しました。
もう5年たったのですね。
出航日が息子の誕生日というので決心したピースボート世界一周。
「4月12日・ピースボート一周年記念パーティー開催」のお知らせが来ました。まもなく一年たつのですね。あまりに非日常で違う世界だったせいか遠い昔のことのような気もします。
同じ一年でも長く感じる年・短く感じる年とあります。母が年を取ると年々一年が早くなると言っていたことを思い出しました。

先日降った雪がやっと解けたのに、昨日・一昨日とまた雪が降り雪国に戻ってしまいました。みるみる積もる春の雪。10cmほど積もり、重い雪で雪掻きが大変でした。そこまで春が来ているのに~









嬉しい!弥生3月

2025年03月04日 | 日記
万年青とヤブランくらいしか緑がなかった庭に3月になった途端、福寿草が顔を出しました。春一番乗りです。樹木では駐車場の蝋梅が一番乗り、次は何が顔を出すのでしょう。お雛様を出し、もうすぐ春だからと自分に言い聞かせて寒い日々をやり過ごしていました。
家の中で−2度の日は顔が冷たくストーブのそばから離れられません。
でも寒い日ほど星が大きくきれいに見え、寒い日の晴天は八ヶ岳も富士山も
白く、くっきりとまたまた感動です。

東京住まいの友人が来て、「いいわね~ 何にもないこの風景!」と感激していましたが、私は小さく「もう飽きてしまったわ」と呟きました。

南アルプスに沈む夕日









「いもうとの時間」

2025年02月08日 | 日記

久しぶりに映画を見ました。
名張毒ぶどう酒事件の犯人とされた奥西勝さんの妹さんが主人公のドキュメンタリー映画「いもうとの時間」です。
この事件が起きた時、私は飛騨の山奥の山村の中学生でした。新聞(中日新聞)でこの事件を読んでいました。事件の動機は妻と愛人の三角関係の清算とありましたが、こんなことで多くの人を巻き込むことになる事件を起こすのは、中学生の私が考えてもおかしいと思いました。
そのことはずっと頭の片隅にあったようで、いつだったか忘れましたが「約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯」の上映を知り映画館に行きました。
仲代達也さんが奥西勝さん役を樹木希林さんが母親の役を演じられました。
忘れられないシーンは畑の中にぽっんとあるお墓に希林さんが抱き付いて泣くシーンと仲代さんがパンツ一つで拘置所の中で「死なない、死ぬものか」というようなことを言いながら一生懸命狭い空間の中で歩いているシーンです。
奥西さんは無罪を主張し再審請求を長くしておられたが2015年に亡くなられました。
再審請求は本人が亡くなれば、配偶者・直系の親族及び兄弟姉妹しかできないそうです。前の映画の時、奥西さんの息子さんは60歳で亡くなったとありました。どんな生涯を送られたのだろうかと胸が痛くなりました。

今、再審請求をしている今回の主人公の妹さんは94歳、請求ができる最後の人だそうで、「私が死ぬのを裁判官が待っている」と呟いていました。
10次の再審請求も棄却。
証拠もなく自白のみで死刑宣告。1審では無罪だったのがなぜと思います。
映画では再審を棄却した裁判官の顔写真が全員大きくクリーンに映し出されていました。弁護団・映画製作者の方たち支援者の方たちの無念さが伝わってきました。ナレーションは仲代達矢さんでした。
袴田さんが再審、無罪となったのと対照的ですが、一人でも冤罪を晴らすことができて本当に良かったと思います。
真犯人は必ずいるはずで、人としてどう思っているのか聞けるものなら聞いてみたいです。裁判官は何を見ているのでしょうか。

映画は東中野「ポレポレ東中野」で上映中です。





寒中お見舞い

2025年01月29日 | 日記
スマホをググって「寒中」を見ると
寒中(寒の内ともいう)小寒の日から立春の前日までの約30日間。
とありました。
例年清里は1月中旬から2月中旬までは本当に寒い日が多いのですが、
今年は暖かい日が多く???です。

寒中見舞いはがきは改めてお客様・知人・友人に向き合うひと時です。
投函し終わってホッとしています。
これから確定申告の資料つくり、これもミューの一年を振り返る作業です。
税務署に提出してまたホッです。
そして3月、春待ち遠しい日々です。


27日の夜半から降った雪

午前中に溶けました。


新しい年

2025年01月05日 | 日記・エッセイ・コラム
元旦の富士山







2025年も5日が過ぎてしまいました。暖かくて穏やかなお正月でした。
昨年は3ヶ月も休業してピースボートに乗ったり、息子の大学時代の探検部の方たちが思い出を語る会を持ってくださったり、画集を国会図書館に納本の手続きをして下さった方があったり、ぎっしりと詰まったⅠ年間でした。

そして一番感じたことは「縁」ということでした。
どんなことも縁でつながっていると思った2024年でした。
さあ~今年は!