ミューのガーデン日記

八ヶ岳南麓清里高原のペンション「ゲストハウスミュー」のブログです♪
庭の薔薇たちや猫のこと、清里暮らしの日々を・・・・

もうひとつの未来

2010年01月21日 | 日記・エッセイ・コラム

今日は、珍しく午前中から本を読んだ。ずいぶん前に借りたのだが、読みかけのままにしていて、返してほしいと言われてあわてて読んでいる。日中何もしないで本を読むなんて、ほんとに久しぶりで、貧乏症の私は何か落ち着かない。「たまにはいいのよ」と自分に言い聞かせながら「いいな~こんな時間」とも思う。 読んだのは2003年に初版の「ラダック 懐かしい未来」。言語人類学者のスウェーデン人女性が書いた本である。帯に「ラダック(インド北部)に脈々と受け継がれてきた、自然と調和した合理的な生活、それを支えている知恵を再発見した著者は、開発、発展、近代化の持つ危険を読み取り、巨大な流れを越えて行くための道を探りはじめた。グローバリゼーションによる環境破壊、地域共同体と地域経済の崩壊は、今の日本に生きる私たちにも切実な問題であり、本書は、もうひとつの未来を模索していくための指針となる。」と書かれている。夜、テレビのニュースで、「昭和のくらし」を記録した映画が上映され、人を集めていると言っていた。水や物を大事にし、おはぎなども、隣り近所に配る分も作る暮らしが、記録されていた。見ていた年配の人は懐かしいと、若い人はなにか今の暮らしに取り入れられるのではと、アナウンサーはおはぎを隣の分まで作る暮らしが続いていたら、孤立なんてなかったでしょうと言っていた。


骨董ジャンボリー

2010年01月12日 | 日記・エッセイ・コラム

何年か前から近所のお店が、「骨董ジャンボリー」に出店すると言っていたので、一度行ってみたいと思っていた。幸いに今年はお客様もなく10日に行くことができた。会場は「東京ビッグサイト」、すっかりおのぼりさんになってしまった私には、はじめての事だらけだった。新橋から「ゆりかもめ」に乗ったのだが、なんと自動運転とかで運転手がいない。運転席のある場所も座席になっていて、景色がよく見える。お台場で降りる人が多かったが、ここから行くんだとやけに感心した。車中からみる景色は、どこか遠くの国に来たような、未来都市に来たような気分だった。東京を離れて10年、こんなに変わったのだ。骨董ジャンボリーはたくさんのお店の数に圧倒された。毎年来ているという知人にばったり会ったら、今年は人が少ないと言っていた。500円の薬瓶を4個買った。夕闇の中を「ゆりかもめ」に乗って帰ったが、観覧車や街の明かりが美しく旅気分を味わった。


謹賀新年

2010年01月06日 | 日記・エッセイ・コラム

10_003 10_004 2010年になってもう6日目。31日、10時頃から雪が降り始め、積ったらどうしようと思った。お客様はほとんどがノーマルタイヤでみえるはず、と心配していたらうっすらと積もっただけで止んでほっとした。4日までは暖かく良いお天気で穏やかなお正月だった。今年の挑戦は、3連泊のお客様があったので、お節料理を3日間変えて作ることだった。いつもどうしょうと思って始めるのだが、だんだん楽しくなってきてどんどん作りたくなる。料理も物作りの一種なのだな~と思う。2月になるとミューを始めて丸10年。色々・いろいろあったけど、過ぎてしまえばあっという間。感謝しかない。あと10年続けられたら…・と思う年の初め。昨日は夜中から雪が降って朝は真っ白の世界だった。1日降ったりやんだりしていた。ぼんやりと降る雪を眺めているのが好きだ。(写真は1月1日午前6時50分富士山と朝焼け・5日の雪景色)10_015 10_016