暑かった夏が嘘のように秋がやって来ました。
今朝はお隣の桂の木から甘い香りがしています。光は透明になり風は秋風。
良い季節がやって来ました。
ある夜、子猫のクックルがいつまで待っても帰ってきませんでした。子猫と言っても4ヶ月、だいぶ大きくなっていました。朝になって車に轢かれたのではと思って探してみましたがそれらしい痕跡はどこにもありませんでした。人なっこく首輪もしていないので、誰かに連れていかれたかと思ったり、野良猫に追いかけられて遠くに逃げて、帰って来られなくなったかと思ったりしました。市役所や保健所に連絡して、保健所のHPに写真入りで載せてもらいました。2週間たっても帰って来ず、どこかで誰かに飼われて幸せに暮らしていることにして諦めていました。突然保健所から電話があり、クックルらしい猫が保護されているとの事でした。何処でですかと聞くと清里との事でした。先方の電話番号を教えてもらい電話しました。黒ですがお腹がグレイというか白ぽかったので、確認するとそうだという事でした。「クックル!」と呼んでみてくださいというと、呼んだら立ち止まったと。場所を聞くと道路を隔てたすぐ近くのお宅でした。びっくりと嬉しさですぐ飛んでいくとクックルでした。
こんな近くにいたのにどうして帰って来なかったのかとショックでもありました。でも元気で生きていたので保護していて下さった方に感謝でした。
急いで首輪を付けました。
秋の庭 シュウメイギク
天人草
天人草
アキチョウジ