ミューのガーデン日記

八ヶ岳南麓清里高原のペンション「ゲストハウスミュー」のブログです♪
庭の薔薇たちや猫のこと、清里暮らしの日々を・・・・

風景

2008年05月24日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo 刈り取られた麦は2日ほどそのまま干してあったが、トラックターでくるくると大きく巻いて何処かへ運んでいった。収穫のときというのは見ているだけでも心豊かになる。清里では田んぼを見かけないが、弘法坂から下の地域では田植えが終わり、早苗が風になびき水面に小波が立っている。この季節のこの風景はどこで見てもほっとして嬉しい。


あっという間に~

2008年05月17日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo 何にもなかった庭が見る間に緑に包まれ、楓や白樺の葉が大きくなって、もう木陰をつくるるようになった。庭に出るとあちこちに目が行き知らないうちに時間がたってしまう。タンポポを抜き取るのが大変。ほっておくとすぐに綿帽子になってどんどんふえていく。風のある日は白い種たちがいっぱい飛んでいる。寒中見舞いの写真の風景も優しい景色になった。昨日買い物から帰ると隣の麦畑がすっかり刈られていた。Photo_2 この間野辺山の美味しい長芋を作っているという人のところに、長芋を買いに行って取立てのアスパラガスをもらった。すぐに茹でて食べたら、柔らかくて甘くて美味しかった。


惜別

2008年05月11日 | 日記・エッセイ・コラム

チロがいる頃からビッケやムムも可愛がって、くるたびに犬用・猫用のお土産を持ってきてくださったお客様が入院されて長くはないだろうと連絡をもらった。どうしてもお目にかかっておきたいと思い、GW明けの7日に上京した。朝、庭の花々を摘んで小さな花束にして、ムム・ナナ・ミミの写真をもって行った。病院で名前を告げると本人に聞いて「会う」といってくださったので病室に入れてもらった。鼻から酸素を入れて「今日は苦しいの」と辛そうに言われた。様子を見計らって「清里の花」と渡すと胸に抱きしめて匂いをかぎ「チロのお墓の回りに咲いてたわねー」と、ムムの写真を見て「ボスになったのね」とも、苦しい息の下でこんなおしゃべりをされた。9日の夜、入院を知らせてくださった方から、8日に亡くなられたと電話をもらった。まだ60代、1人で生きて来られて何かと無理もなさったのだろう。「別れといえば 昔より この人の世の常なるを・・・・」と島崎藤村は書いているが、心が重い。


にんまり!

2008年05月07日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo なんか嬉しくてにんまりしてしまった。友人の久保田さんの絵をかりてロビーの一角をミニギャラリーにした。なかなか良い感じで、久保田さんも乗ってくれて、外に看板(?)も書いてくれた。今のところ泊まって下さるお客様に見てもらうだけで、絵の買い手が現れることもなさそうだが、2人で喜んでいる。Photo_3 ちょっと違うことをやると楽しい。私はギャラリーや本屋さんが好きで、ギャラリ-ぽくなったミューに自己満足している。Photo_2