ミューのガーデン日記

八ヶ岳南麓清里高原のペンション「ゲストハウスミュー」のブログです♪
庭の薔薇たちや猫のこと、清里暮らしの日々を・・・・

「いもうとの時間」

2025年02月08日 | 日記

久しぶりに映画を見ました。
名張毒ぶどう酒事件の犯人とされた奥西勝さんの妹さんが主人公のドキュメンタリー映画「いもうとの時間」です。
この事件が起きた時、私は飛騨の山奥の山村の中学生でした。新聞(中日新聞)でこの事件を読んでいました。事件の動機は妻と愛人の三角関係の清算とありましたが、こんなことで多くの人を巻き込むことになる事件を起こすのは、中学生の私が考えてもおかしいと思いました。
そのことはずっと頭の片隅にあったようで、いつだったか忘れましたが「約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯」の上映を知り映画館に行きました。
仲代達也さんが奥西勝さん役を樹木希林さんが母親の役を演じられました。
忘れられないシーンは畑の中にぽっんとあるお墓に希林さんが抱き付いて泣くシーンと仲代さんがパンツ一つで拘置所の中で「死なない、死ぬものか」というようなことを言いながら一生懸命狭い空間の中で歩いているシーンです。
奥西さんは無罪を主張し再審請求を長くしておられたが2015年に亡くなられました。
再審請求は本人が亡くなれば、配偶者・直系の親族及び兄弟姉妹しかできないそうです。前の映画の時、奥西さんの息子さんは60歳で亡くなったとありました。どんな生涯を送られたのだろうかと胸が痛くなりました。

今、再審請求をしている今回の主人公の妹さんは94歳、請求ができる最後の人だそうで、「私が死ぬのを裁判官が待っている」と呟いていました。
10次の再審請求も棄却。
証拠もなく自白のみで死刑宣告。1審では無罪だったのがなぜと思います。
映画では再審を棄却した裁判官の顔写真が全員大きくクリーンに映し出されていました。弁護団・映画製作者の方たち支援者の方たちの無念さが伝わってきました。ナレーションは仲代達矢さんでした。
袴田さんが再審、無罪となったのと対照的ですが、一人でも冤罪を晴らすことができて本当に良かったと思います。
真犯人は必ずいるはずで、人としてどう思っているのか聞けるものなら聞いてみたいです。裁判官は何を見ているのでしょうか。

映画は東中野「ポレポレ東中野」で上映中です。





寒中お見舞い

2025年01月29日 | 日記
スマホをググって「寒中」を見ると
寒中(寒の内ともいう)小寒の日から立春の前日までの約30日間。
とありました。
例年清里は1月中旬から2月中旬までは本当に寒い日が多いのですが、
今年は暖かい日が多く???です。

寒中見舞いはがきは改めてお客様・知人・友人に向き合うひと時です。
投函し終わってホッとしています。
これから確定申告の資料つくり、これもミューの一年を振り返る作業です。
税務署に提出してまたホッです。
そして3月、春待ち遠しい日々です。


27日の夜半から降った雪

午前中に溶けました。


シモバシラ

2024年12月28日 | 日記

「この花何かしら」とお客様に尋ねられました。

冬枯れの今頃花?と思いましたが庭に行ってみると白い花びらが地面から、「あっ!シモバシラ」

何年か前に珍しいので買って庭に植えておいたのですが、いつの間にか消えてしまい諦めていました。

植えた場所とは違う思いもつかないところに現れて驚きました。

シモバシラは枯れた茎に霜柱ができ花びらのように見えるのです。

25日に見たのですが27日にもう一度写真をと思っ手言ったら何もありませんでした。今日28日

再度行ってみたら・・・

25日のシモバシラ

28日のシモバシラ


満月

2024年09月19日 | 日記

昨日は満月。

中秋の名月は一昨日17日だったそうです。9月の満月を中秋の名月と言うとばかり思っていました。

中秋の名月が満月と同日にならない年のほうが多いそうです。理由は「月の軌道が楕円形であること」

だそうです。何歳になっても知らない事がなんと多いのでしょう。

ピースボートに乗って海を見ていて水平線が弧になっていることをしりましたし、日付変更線では20日に

眠って翌日は22日になっていました。

 

 

 

 

 


南アフリカ

2024年05月10日 | 日記
4月13日横浜港を発って間もなく1ヶ月。毎日同じ海の景色を見ているので
そんなに日がたったように思えません。夕べ、ポートエリザベスを発ってケープタウンに向かっています。スエズ運河を通らなくなり、アフリカ大陸をぐるっと一周です。単純にアフリカは暖かいと思い込んでいたのですが、今は秋だそうです。紅葉もなくただ緑の木々が茂っています。お店ではセーターなど冬物を売っていました。

インド洋の夕日


インド洋の夕日2

船からの海と雲

ポートビクトリア(セイシェル)の風力発電

生き生きと船旅を満喫している自分を想像していたのですが、シンガポールにつく前日頃風邪をひき、それから体調が思わしくなく食欲もなく寝ているのが一番の生活でした。ポートビクトリア(セイシェル)辺りから少しずつ良くなりました。食べなくてはと思うと気持ちが悪くなり胃が縮こまるのです。こんな経験は初めてでしたが今までは食べ過ぎていたのかも知れません。食べないでいると胃が気持ち良いのです。
船の中はいろいろなイベントや自主企画の教室など盛りだくさんです。ゆっくりしようと思って来たのにあれもこれもと思うと気持ちだけで疲れます。体力もなくなり、甲板を散歩して海をボーと見ている日々をしばらく過ごしました。

ブログもインターネットになかなか繫がらなかったり、パスワード・IDが違っていたりで散々でした。