今日は桜の日だとか。色々な日があるものと感心する。昨日久しぶりに韮崎まで下りたら梅も椿も桜も咲きすっかり春だった。清里はやっとクロッカス・チオノドクサ・クリスマスローズが咲き始めたところなのに感覚がずれてしまう。
ハンモックを吊る時にちょうど良い枝を出してくれていたイタヤカエデが、一昨年から枯れ始めていた。大きな木が倒れて大変な事故があったと聞いたので切ってもらうことにした。82歳の植木屋清水さんが1人で切ってくれた。
映画「先祖になる」の佐藤直志さんを思い出した。切り倒す角度を確認する時、木の太さに股を広げてその間から逆さに木を見ていた。1人でと心配したが思った角度にうまく切り倒してさすがと感心した。4本あるカエデの一番大きな木だったが、清水さんは「世代交代だな」と言っていた。
カエデは良い薪になるそうで、最後まで有難うイタヤカエデ!切り株の横に大山レンゲを植えてもらった。木も人も世代交代を繰り返して今に至っているのだな~と改めて思う。