ミューのガーデン日記

八ヶ岳南麓清里高原のペンション「ゲストハウスミュー」のブログです♪
庭の薔薇たちや猫のこと、清里暮らしの日々を・・・・

共に暮らせば

2007年04月30日 | 日記・エッセイ・コラム

02_101_1  娘のいない私にとって、ビッケは猫ながらしっかり者の長女のような存在だった。乳がんとわかって手術をしようか迷っていたが、手術の大変さと再発率のことを聞いて、ビッケにとってどうかを一番に考えるとこのまま家で過ごすのが良いだろうと結論を出した。私がメキシコに行く少し前から、コロコロ便だったのが細い便になり、左足が腫れてきていた。「餌も水も受けつけなくなった」とメキシコにメールで知らせを受けて3日後、「今朝死にました」とまたメールで・・・・・。チロの時とはまた違う悲しみでいっぱいになった。癌と早くきずいてやれなかった後悔と、看取ってやれなかった心残りとがあった。猫であれ犬であれ共に暮らせば家族なんだとしみじみ思った。3月15日ビッケは天国に行った。拾った猫なので何月生まれかはっきりわからないが、6月で我が家に来て10年になるところだった。


4月の雪

2007年04月22日 | 日記・エッセイ・コラム

メキシコから帰ってみれば水仙・ムスカリが咲き、鴬や雉が鳴きいつもの春がやってきていたが、17日は霙が、18日は雪が降りどうなってしまったのだろうと思った。メキシコは1ヶ月いた間に夕立のように3回ほど雨が降ったが、1日中雨という日はなかった。そのせいか町は埃っぽく感じられた。麦畑の20センチほど伸びた麦たちも雪を冠って重そうだった。419yuki_1 422niwa 雪は19日の朝、陽が登ると見る見る解けてまた春の庭に戻った。


桜三昧

2007年04月14日 | 日記・エッセイ・コラム

Sakkurasakura Kiyoharusakura Sinndennsakura_1 7日夜、無事に清里に帰りました。成田で満開の桜を電車の窓から眺めて、清里の桜に思いを馳せていました。お客様を案内して、清春芸術村の桜を見に行きました。どうかなと思いつつの案内でしたが、八分咲きのちょうど見ごろで喜んでいただきました。美術館では「ルオー展」(ルオー家秘蔵ー日本初公開・~5月13日まで)をやっていてたくさんのルオーの作品が公開されていました。いつもここで楽しみにしているのは高村智恵子の絵を見ることです。今回も「樟」と題されたその絵にあってきました。清春に行く道中もあちらこちらに満開の桜を堪能することが出来ました。駐車場でタクシーの運転手さんが観光客の人と神田の大糸桜も見事ですよと話しているのを耳にはさみ、「行きますか」とお客様に聞くと「行きま~す」との答え、車を走らせていくと八ケ岳と大糸桜の見事な眺めにため息でした。

 


さよならMEXICO

2007年04月06日 | 旅行記
Mexico14 こんなに長い間、日本以外にいたことは初めてである。もう明日は6時にここを出て10時の飛行機で帰る。成田には7日の16時50分に到着する。
ハカランダの花はずーとこの1ヶ月咲いていてくれた。鏡を見ないでいると、私もすっかりメヒコになったような気分で町を歩いていた。清里にもう春は来ているだろうか。鶯は鳴き始めただろうか。仕事から離れてゆっくりさせてもらったメキシコありがとう!(マンションから眺めた夜のメキシコ)

夏時間

2007年04月03日 | 旅行記

Mexico11Mexico12 メキシコでは、今年は4月1日から10月27日まで夏時間になるそうで、4月1日の午前2時に全国で時計の針を1時間早めるのだそうだ。この発想にはびっくりした。日本ではとても考えられないことと思った。冬時間は10月28日の午前2時に今度は1時間遅くする。よく考えてあって、日曜日に始まって日曜日に変わるようになっているそうだ。だからその年によって始まりや終わりは違うのだそうだ。夏時間になる前日、世界遺産のケレタロという町に行ってきた。日帰りのバス旅行で、約2時間清里から新宿までぐらいの距離の所だった。石畳や教会、水道橋が保存された美しい町であった。(ハカランダの並木と水道橋)