植木屋の清水さんにもう一度見てもらったが「もう駄目だろう。切ったほうが良いね。」と言われあきらめがついた。ウリハダカエデがなかなか芽吹かず不安に思っていたが6月になっても駄目で、枝が水気のない枯れた状態になっていた。
息子に頼んでも良い返事をしないので、自分で切ることにした。太い幹から5本に枝が分かれていたので、枝を一本ずつ切って2mぐらいの幹だけにした。脚立に上って切っていたら、近くの知人が見かねたのだろう、ご主人に手伝うように頼んでくれた。チェンソー持参で来て太い幹を切ってもらえて大助かりだった。
清里に来て初めて知ったウリハダカエデ、幹の色が名前の通り緑がかっていた。秋には美しい紅葉で楽しませてくれた。
庭を見ていたら、シジュウカラが青虫をくわえてツリバナの木をあちこちしている。食べる様子もないし、何しているんだろうと思っていたら飛んできた一羽に食べさせていた。体の大きさもほとんど変わらないのに巣立った子供らしい。スズメもどれが子スズメか分からないなぁと思って見ていたら、白いものをくわえたスズメが自分よりふっくらしている雀に食べさせていた。もう一羽もせがむようにそばに来たが、痩せた親スズメは飛び立って行った。また餌を探しに行ったのだろう。