3日ほど留守にしたら、庭の木も草もすっかり芽吹き緑・緑の庭になっていた。三叉路のこなしの大木も花盛りだった。今年はみんないっぺんに花が咲いてしまい後がさみしくなる。 仙台に行ってきた。郡山の辺から瓦屋根の一番高いところにブルーシートがかけて重しがしてある家が何軒も見えてきた。瓦屋根は美しい日本の風景だが、地震には弱いようで瓦に変わる美しい屋根はなんだろうなどとぼんやり考える。ニュースでは天井がぐにゃぐにゃになって落ちていた仙台駅だったが綺麗になってあんなことがあったようには思えなかった。私が見る範囲では地震の爪痕はあまりなく人々は表面上普通に暮らしているようだった。
落ち葉で覆われて茶色だった庭も水仙が咲いたりしてぽつぽつと緑が増えていた。このところ暖かい日が続き色々な物が芽を出してすっかり緑の庭になってきた。この冬の寒さでバラが2本枯れてしまった。2本とも直径3センチぐらいになった太い幹の立派なバラだったのに・・・・ ピンクの花のエゴの木とブルーベリーがまだ芽吹いてこない、枯れてしまった気がするがもう少し待ってみようと思う。毎朝庭を見るのが楽しみで、震災や津波や原発事故のことなどで固くなっていた心が少しふんわりとする。
NZでは一人旅のおばさんには出会わなかったが、一人旅のおじさんには何人かであった。BBHに泊まり食事も自分で作っていた。世の中こんなになって来ているんだと感心して見ていた。カイコウラの宿でもニュージランド人のおじさんの一人旅に出会った。かわいいスポーツカーで旅していた。