この間新聞に、54歳の父親が20歳の息子に代わって髪にパーマをかけ何かの資格試験を受けて、不審に思った監督官に見つかり公文書偽造で捕まったと出ていた。息子には内緒だったそうだ。何年か前にも女子大の入学試験にやはり父親が女装して受験し、見破られたと聞いたことがあった。第三者としてみると「なんで!」と笑ってしまう話であるが、良い悪いは別として子を思う親心ってこういうものなのかもしれないと思った。親の心、子の心なかなかわかり合えないことが多いのだろう。 12月「西の魔女の家」を見に行ったとき懐かしいものに会った。「二宮金次郎」の石像、小学校の校門のそばの築山にその像はあって休み時間に登って足もとに座って遊んだ思い出がある。今回あった金次郎の顔がやけに老けていてこんな顔ではなかったと思ったのだが、私も年をとった様に金次郎さんも年とったんだろうか。
夕べ外出から帰ってきたら、誰も水を使っていないはずなのに貯水槽のポンプが回っている。どこか出しっぱなしかと家じゅうを見たが水の出ているところはなかった。外に出て貯水槽を見たら水の流れる音がして回りが凍っていた。中を見ようと思っても蓋が凍ってはずれない。ドライヤーで周りを温めてやっと外すとメーターの下の所から水が流れ出ていた。10時前だったので高橋管工の高橋さんに電話して何とか止める方法はないか聞いたが無理と言う。ポンプ屋さんに明日来てもらうしかないと言われた。モーターに水がなるべくかからないようにビニールを当てて明日を待つことにした。今年一番の寒さと言うので出かけるのが心配だったが、約束していたので凍結防止用のコンセントのはずれはないかなど一応家の周りを点検して出かけたのだがやはり・・・・・だった。今朝一番に川本製作所に電話を入れた。何度かお世話になっている人(名前を聞いていなかった)と話すと「メーターの下のオレンジ色のレバーを横に回してみて」と指示された。回したら水は止まり一安心。この貯水槽のポンプには何度も泣かされた。ポンプが止まらなくてずーと回りっぱなしだったりいろいろあった。その度に来てもらっていたがいつも的確で信頼のできる技術屋さん。お客様がいっぱいの時にこんなトラブルがよく起きる。その度に伊藤空調の伊藤さん・高橋管工の高橋さん・「ふろっと24」の渡部さんなど設備関係の方達に助けてもらって今日まで来れた。何にも分からなかった私が、トラブルがあるごとに一つずつノウハウを学んで何とかやってきた。
お正月は寒波だという天気予報で、お客様には気の毒だけど雪が降るのだろうと覚悟していたが、暮れからず~と暖かく良いお天気でホントに良かった。朝焼け夕焼けの富士山と降るような満天の星空を見ていただけてよいお正月だった。巷では派遣の方たちの大量解雇で厳しい年の暮れと新年だ。暮れから忙しく気がつけば日々の延長のように新しい年になっていた。テレビから「平成21年」と言っているのが聞こえて一瞬「えっ!」と思った。昭和21年は私の生まれた年。「昭和も遠くなりにけり」平成がもう21年にも経ったのだと改めて思った。 今年もお雑煮は元旦は関東風のしょうゆ味、2日は関西風の白みそで味わってもらった。今年の私の課題はやっと高知県まで終わった歩き遍路を成就すること、始めてからもう14年もたつ。