ミューのガーデン日記

八ヶ岳南麓清里高原のペンション「ゲストハウスミュー」のブログです♪
庭の薔薇たちや猫のこと、清里暮らしの日々を・・・・

忙中閑

2006年07月26日 | 日記・エッセイ・コラム

明日まで甲府で「かもめ食堂」をやっていることが分かったので、今朝お客様が帰られた後、急いで掃除をして、アルバイトのモッチさんと映画を見に行った。幸い(?)今夜はお客様もないし、女性デーの水曜日。舞台はフィンランドの首都ヘルシンキ、そこで日本人の女性が1人で開いた「かもめ食堂」(ruokala lokki)のお話。なんて素敵でセンスのある映画なんだろうと思った。やっぱり、監督は34歳の荻上直子さん。新しい若い感性が感じられた。ヘルシンキの市場や町の様子、特にプールが素敵でいいな~と思い行ってみたくなった。ムムに似た猫もフィンランド人のおじさんに抱かれて登場していた。トンカツ、鮭、しょうが焼き、おにぎりなどがおいしそうに出てくる。開店1ヶ月、一人もお客様がなく何とかなるとやっているのが映画かなと、わが身を振り返って思った。プログラムもちょっと変わっていて、オーやるわね~(写真)Kamomesyokudou Kamome2


桑の実・ありがとう

2006年07月18日 | 日記・エッセイ・コラム

ずっと調味料を取り寄せていた有機八百屋「桑の実」が、6月30日で13年間続けた店を閉めた。国分寺に住んでいたころからのお付き合いだった。玄米定食の「でめてる」というレストランをやっている友人から、「あなたの近くで友人が八百屋をはじめたから行ってみて」といわれて行ったのが出会いだった。清里に来てからは、「お願い!醤油がないから今日送って!」とか「夏蒲団のカバーが見当たらないから隣のお布団やさんに頼んで送って!」とか無理や本業以外のお願いをしてきた。店長の美智子さんはいつも笑顔で(電話なのだがそ思えた。)「いいわよ~」と引き受けてくれていた。沖縄出身の彼女の明るさとバイタリティにいつも励まされてきた。別れややめる事は始める時以上の決断とエネルギーが要る。やりたいことができたのだからと言う彼女のこれからにエールを送る。


しみじみと

2006年07月13日 | 日記・エッセイ・コラム

Imo_1 新ジャガが出はじめると、直径3~4センチの小芋を皮付きのまま丸ごと煮るのを飛騨ではよく食べる。初めから調味料を入れて1時間ぐらいゆっくりと煮る。私もこの頃だいぶうまく煮えるようになって、朝食の一品に出している。この間、飛騨からのお客様と飛騨出身のお客様が同じ日にあって、どうしょうか迷ったが出せなかった。この所評価が高いのが「おから」。若いお客様に「しみじみとおいしい」と言ってもらった。


久しぶり!

2006年07月10日 | 日記・エッセイ・コラム

Kurohime 2~3日前、玄関の掃除をしていたら庭に黒猫がいた。「クロ!クロ!」と呼んだらかすれ声で鳴いて擦り寄ってきた。もう3年前になるだろうか、初代クロがいなくなって気になっていた時、駅でうろうろしている黒猫を見た。タクシーの運転手さんが、捨て猫だから連れて行って欲しいと言うので、黒猫と言うだけで連れてきてしまった。ビッケ達とどうしても折り合いが悪く、困って近所の猫好きの人にもらってもらった。ランクルタイプの車が来ると飛んでいき、口ひげの男の人にも飛んでいくので、前の飼主がそうだったんだと思いクロがいじらしかった。前は時々庭に来ていたが、1年以上みていなかった。落ち着きのない猫だったが、良い子になっていた。


野趣を残して・・・・

2006年07月06日 | 日記・エッセイ・コラム

Barerina062 Heibara 私としてはお気に入りの庭なのだが、近所の人に「雑草か花か分からんね-。早く草取ったら」なんて皮肉を言われる。野草や雑草と言われる草花が多いこともあるが、お客様が「野趣を残した良いお庭ね」と言ってくださって、「これだー」と思った。野趣を残してターシャチューダの庭を目指す。「うーん」1人で悦にいる。去年もらった「香りバイカウツギ」も寒さで根が枯れてしまったのではと心配したが、ひっそりと咲いた。顔を近づけるとあま~い香りがする。(写真は自慢のバラ達と香りバイカウツギ)Kaoriutugi