ミューのガーデン日記

八ヶ岳南麓清里高原のペンション「ゲストハウスミュー」のブログです♪
庭の薔薇たちや猫のこと、清里暮らしの日々を・・・・

若者たち

2024年07月23日 | 日記・エッセイ・コラム

この船のクルーは600人乗っているそうです。彼らのほとんどがインドネシア・フィリピン・タイ・ネパール・インドなどの若者たちです。客室や船内の掃除、レストランのサービス、デッキの掃除や修理、本当によく働いています。この船がこんなに綺麗になっているのは彼らのおかげです。彼らがいなくては成り立たない船旅です。会えば気持ちよく挨拶してくれますし、レストランでの手助けが必要な人にも親切に優しく対応してくれます。

1500名分の3食はどう作られているのか一番興味があります。何人ぐらいで作っているのか、メニューの献立はどうなっているのか、材料の仕入れは等々・・・興味が尽きません。クルーの食事はまた別に作ると聞きました。

5・6階のレストラン

14階のレストラン

 

              

 


船内生活2

2024年07月11日 | 日記・エッセイ・コラム

船旅もあと2週間になりました。

客室は5階から12階。13階がなくて(?)14階は5時から24時までオープンしているバイキング形式のレストランがあります。5・6階にもありますが、こちらは時間に制限があります。夕食は本格的なディナーが出ます。そのほかにも5階の喫茶コーナーではパンやスコーン・クッキーがあり8階ではピザがあります。すべて無料で食べられます。この頃5階ではおにぎりが出ることがあります。人気ですぐになくなります。

私の部屋は5階にあります。なるべくエレベーターを使わないようにしているのですが、10階くらいまで行くとハァハァ息が切れます。運動不足にならないようデッキを歩きます。

5階レストランの朝食

14階レストランの朝食(自分で食べたいものを選びます。)

 

デッキ(夜も解放されていて、夜は誰もいない時が多い。)

デッキの壁に書いてあります。


パナマ運河

2024年06月30日 | 日記・エッセイ・コラム

25日はパナマ運河を通過して大西洋から太平洋に出ました。何となく頭では理解していたパナマ運河ですが、実際に自分の目で見られる日が来るとは思ってもみませんでした。

朝6時前から15時過ぎまで前方デッキで通過し終わるのを見ていました。さすが南アメリカ、デッキはサウナに入っているより暑く、帽子の上からウインドブレーカーを冠り日差しを避けましたが、汗が流れるように出ました。倒れる人もいて「水分補給をしてください!」と何度もアナウンスがありました。午後になると黒い雲と共に雷と稲光、そのうち雨が降りましたがすぐに止み、涼しくなりホッとしました。

船は全長約80㎞をゆっくりゆっくり進み、約9時間もかかりました。抜けるとアメリカ橋が見えて感動の一日が終わりました。

 

     

 

 


船内生活

2024年06月20日 | 日記・エッセイ・コラム

毎日20時ごろに「船内新聞」が各部屋に配られ、それを見て翌日の過ごし方を考えます。

ピースボート主催の講演会や映画・講座等々。いろいろな特技や知識を持っている人たちが自主企画という形で講座を開いています。町のカルチャースクールよりも多彩な種類です。

朝のラジオ体操からヨガ・社交ダンス・太極拳・習字・水彩画・折り紙・将棋、そして戦争・平和・広島長崎・沖縄・北欧の教育政治・ジェンダーフリーの事等々、政治的な話題も多く清里にいては知る事の出来ないことがたくさんあり、凝縮された時を感じています。

最初のころはあれもこれもと関心のあるものに参加して疲れてしまいました。ゆっくりすることを一番の目的に来たはずなのに「ゆっくりの時間」がなかなか持てずにいましたが、旅も半分過ぎてやっと自分のリズムができました。「どうしても参加しなくては!」ではなく、ゆるいかたちで「行けたら参加しよう」と思うようになり楽になりました。

もうあと36日、ニューヨークを過ぎコロンビアのカルタヘナ向かっています。

 

 

 


本当に白夜!

2024年06月10日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日はアイスランドのレイキャビックに寄港。オプショナルツアーでシンクヴェトリル国立公園を経て「太陽の村『ソルヘイマル』を訪問。

夕べは日没が24時、今朝の日の出が3時30分と船内新聞にあり、いつ暗くなるんだろう?もしかして白夜と思い、寝ないで頑張って見てみることにしました。甲板に出られる7階ロビーのソファーにひざ掛け・本などを持って日没を待ちました。ずーと明るく日は沈みません。24時前に日は沈み始めましたが、夕焼けがいつまでも美しく暗くなることはありませんでした。

どの時点かで夕焼けが朝焼けにバトンタッチしたようで、海の上にピカッと輝くと徐々に日が昇り始めました。

不思議だったのは夕陽が死んだ方向と位置は違いますが、同じ方向から日が昇ってきたことです。日は東から昇り西に沈むものと思っていたので考えられないことでした。

太陽を見て感じたのは夕陽は静かに沈み、朝日は見違えるようにキラキラして登ってきました。3時間ほどですっかりリフレッシュしたような感じです。

白夜をこの目で見て、体験できたことはこの旅の収穫の一つでした。

日 没

夕焼けと朝焼け

日の出