毎年春になると庭の木を移動せずにいられない。冬の間庭ををジ~トみていると「あの木はもう少し右に寄せたほうが良い」とか「あそこより白樺のそばのほうが良い」とかいろいろと構想がわきあがってくる。前から気になっていた駐車場の白樺を切って、その後に夏ツバキを移動させることにした。白樺は去年の夏、風で一本倒れてから駐車場のがもしお客様の車にでも倒れたらと心配になっていた。昨日植木屋の清水さんに来てもらってその作業をした。5メートル以上ある大きな白樺だったが、根元に虫の穴やアリが盛んに出入りしていたので危ないと思っていた。切って見るとカミキリムシの幼虫が何匹も いて芯や根が腐りかけていた。実生から大きくなったのだと清水さんが言っていたが、根が太く大きいのには驚いた。西の隅のほうにあった夏ツバキはあまり目立たなく花や紅葉もあまり気づいてくれる人もなかったが、今度は舞台の中央にデビュー。ミューの庭木で一度で今の場所に落ち着いた木のほうが少なく、木たちも迷惑と思っているとは思うが、病気が始まったと諦めるか、早く大きくなって私の手に負えないようになるかのどちらかですね。