東京は桜が満開だそうだが、清里は風も冷たく今日も雪が舞っていた。寒いとは言いながらも水仙やチオノドクサや春を告げる花が咲きだして、庭いじりがしたくなってきた。
去年タカノハススキが大きくなって通り道を塞いでいた。春になったら場所替えをしようと思っていたので今年の初庭仕事にやってみることにした。株の周りの土を掘りぐっとスコップを差し込んで行くのだが根が深いのか全く動かない。私の手には負えないのかなと思いながら色々考える。掘ったところに水を入れてみることにした。土が少し柔らかくなるかと思ったが変わらない。今までの私だったら何が何でも今日中にと頑張っていたが、続きは明日やろうとあきらめた。そして今日、再度挑戦!水はすっかり無くなっていたが状況は変わらず、少しずつ気長にやるしかないと思い、大きいスコップを差し入れてもどらないようにレンガを入れてテコにしてぐっと柄のほうに全体重をかけてみる。自分の知恵を試されているような気がした。そんなこんなを繰り返してやっと根がぐらぐらして掘り起こせた。中心の根は50センチぐらいもあった。今までも色々なものをあちこちに移動してきたがこんなに手こずったのは初めてで「何やってんだろう私、寄る年波か~」と思ってしまった。
「こんな事で良いのだろうか。何か自分を向上させる事はないか。」と思っていた。セミナーに参加して見るのも良いかなと思ったが参加費が高そう。お客様の少ない季節はいろいろ考える。
3年前ぐらいに読んだ「繁盛道場」の著者中島武さんが月1回「中島塾」と言うのをやっていて受講料は3,000円。しかも軽飲食付きと聞いたので2月・3月と申しこんで行ってみた。「中島塾は飲食ビジネスの成長に役立つノウハウと人間力を皆様と共有し、高めていくセミナーです。」とうたってあった。とにかく面白かった。じっと座っているとすぐ眠くなってしまう私なのだが、3時間しっかりと話を聞いていた。中島さんの人間的魅力と今実際にたくさんの店舗をもって活躍している人の話は説得力があり、なるほどと思わせる事が多い。人間力=人としての魅力、自分を磨いて行く事かな。