貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

続く迷い

2017-11-07 10:25:42 | 日記
続く迷い

平成29年11月7日(火)

 昨夕、ぶらっと散歩に出たら、ご近所の方が

「すすめの赤ちゃんが・・・。」

と、見つけた所に出くわす。

 「いや、すずめじゃないね。ちょっと大き

いね。」。

 5時近く。猫も何匹かいる。寒くなっている。

 そのうちも「猫を飼っているし・・・。」

と当方にくれる。

 「じゃあ、家で今晩様子をみますが、○○の

保証は・・・。」とお許しを戴き、まずは、

入れ物をと取りに帰る。

 幸い発泡スチロールがあり、タオル地のもの

で、ホカロンを二つ巻き、その上に不要の化繊

の二つ載せ、預かることにする。



 残しておいたチャッピーのサークルを組み

立て、玄関に設置。



 10センチほど開け、蓋をし、小さな毛布を

かける。

 サークルの周りには、アルミ箔のシートで

覆い、毛布を上から被せる。

 家にあるもので、できる限りの寒さ対策を

した。

 注射器と割り箸を使って、水を飲ませ、

「何とか元気で・・・・。」と願って床に

ついた。



 思い起こすと、

鳥類の巣から落ちた赤ちゃんは三度目だ。

 一匹目はムササビの赤ちゃん。大きな

銀杏の木から落ちた。

 怪我はしていないようなので、見えな

い所でカメラを持ち、じっと待っていた。

 小一時間ぐらいした時だろうか、母親の

ムササビがするすると、用心深く降りて

くる。

 2・3回枝で止まり、様子をうかがい、

伺い、十数分。

 ムササビの赤ちゃんと何か囀りあう。

 そして、地面に降下。しばらくは1メ

ートルほど離れた所で、さえずり合う。

 すると、さっと近づくや否や口でくわ

えて、するすると銀杏の木のてっぺんの

方へ。

 ほんと、あっという間の出来事。

 でも一安堵!感動ものだった。

 2回目は、燕の赤ちゃん。

 これは、タオルで包んで、仲間のいる

巣へそっと戻す。

 親が餌をあげるかなと心配で見ていると、

きちんとあげている。

 健気!

 そして、数日後巣立っていった。

 今回は、今朝、親が迎えに来ることを

願って待つが・・・・。

 ちょっと難しいようだ。

 何という鳥だろう!

 どなたか分かれば教えて欲しい!