貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

金輪際の下は?と里の秋

2017-11-15 08:17:30 | 日記
金輪際の下は?と里の秋

平成29年11月15日(水)

 早々と霜月も半ば、加速している。

 「我が此の気海丹田、腰脚足心、総に

是我が本来の面目、面目何の鼻孔かある」

というような言葉を唱えた玄侑さん。

 言葉の持っているイメージの方に

自分がシフトされていく体験を話される。

 お経のなんとかかんとかソモコとか、

般若心経のソワカは、「成就した」という意。

 あれが成就、是も成就、いっぱい成就した

と唱えているらしい。

 そういうことが、悩みや苦しみを解決する

一番の方法だとさとしているのでは・・・。

 これもできた、あれもできた等と思い起こ

しているうちに、自分の体が追随してしまう。

 逆にいうと、「ああ疲れた」とか、

「できなかった」とか言っちゃうと、体も

そうなってしまうということ。

 その場、その場をそれなりに満足している

ことが成就なんだ、だめならだめで、

「しょうがねえや、それで」開き直る養老

さん、そういう生き方の方が楽と実践。

 「こうしたら、ああなる。」

「ああすればこうなる。」と考えていると、

自分が窮屈になると・・・。

 だから、どん底に落ちて八方塞がりなったら、

「底を掘れ!」というのが大好きだそう。

 一番底を「金輪際」という。金輪際の底を

掘るのだと。

 「金輪際・・・・ない」という使い方しか

知らなかった私は、金輪際とは下の世界の

ことで、場だそのしたに世界があるという

ことを初めて知る。

 金輪際の下の世界を、玄侑さん。

「フロンティア、スピリット」と名づけられる。

「そりゃあ、詐欺だな」と笑い飛ばす養老さん、

「勇気」と名付けられる。


 どちらにしろ、八方塞がりになったら、

金輪際の世界の底を掘ることにしようと決定。

 取りあえず、刹那刹那を満足している私の

生活信条をこれからも大事にしていこうと

確認する。

 さてっと、里の秋を写真でエンジョイ

 近くの公園の紅葉





そして、ザボンが・・・。





ついでに鷺も・・・楽しんだ!





里は、豊かな秋!