「立って半畳、寝て一畳・・・・」

「立って半畳、寝て一畳・・・・」

平成30年4月11日(水)

　今、東京都心で3畳間が人気物件という

ニュース。

　四十数年前に、新宿の3畳間に間借りした

ことを思い出す。学士編入を目指し離職し、

家賃片手の離れの3畳間を借りた。

　大久保駅や新大久保駅にも近く、ほんとに

便利だったし、読書と原書訳の日々。

　「立って半畳、寝て一畳・・・・」
　
という諺通り、机と本立てと炬燵と・・・。

シンプルな生活を堪能した。

　今はトイレとシャワー付きという。

　夜さえ静かなれば、願ったり叶ったりかな。

　夢多き若人には・・・なんちゃって！？

　さて武隈の松だ。現在の松は、何代目。



　芭蕉一行は元禄２年５月４日、

岩沼を目指して白石宿を出竹駒神社を

参拝後、武隈の松に立ち寄る。

　芭蕉の句碑の句は、門人の挙白が「おくのほそ道」

の旅への餞別として詠んだ

「武隈の松みせ申せ遅桜

(遅桜よ、わが師が奥州に赴かれたら、

是非とも武隈の松をお見せしなさい)」に

応えて詠んだもの。



　芭蕉の句は、

　「櫻より　松は二木を　三月越し」

　
　　　　
　曾良の随行旅日記には、

「竹駒明神ト云有リ。ソノ別当ノ寺ノ後ニ

武隈ノ松有。竹がきヲシテ有。

ソノ辺侍き也。」

と記されている。

　少し離れて、見返りの武隈の松！



　排気ガスにも負けないでよ！