鹿の伏すらむ
平成30年11月14日(水)
ようやく弥彦神社へ。
行事がこれからあるのかな。
随身門まで出店が出るのか?
越後平野の中央に聳えたつ弥彦山
の麓に鎮座する弥彦神社は、古く
から「おやひこさま」と呼ばれている。
心のふるさと、魂のよりどころとし
て多くの人から広く親しまれてきた。
これが随身門の二体。
おおらかな笑顔!
社殿も立派。丁重に参拝。
境内はうっ蒼たる樹林に覆われ、
亭々たる老杉、古欅は見るからに
神々しい。
万葉集には、弥彦神社を詠んだ
ものが二首。
「伊夜比古 おのれ神さび
青雲たなびく日すら 小雨そぼ降る」
と
「伊夜比古 神の麓に今日らかも
鹿の伏すらむ皮衣きて 角つきながら」 。
芭蕉と曾良も参拝したという。