からさけおがむ
平成30年11月19日(月)
曾良旅日記。
「・・・二、三町行テ、最生寺ト云所
ヲノズミト云浜へ出テ、十四、五丁、
寺泊ノ方ヘ来リテ左ノ谷間ヲ通リテ、
国上ヘ行道有。荒井ト云、塩浜ヨリ
壱リ計有。
寺泊ノ方ヨリハワタベト云所ヘ出テ
行也。寺泊リノ後也。壱リ有。
同晩、申ノ上刻、出雲崎ニ着、宿ス。
夜中、雨強降。」と記載されている寺泊。
文中の「最生寺」は「西生寺」
「ノズミ」は「野積」 「ワタベ」は
「渡部」。
芭蕉と曽良は 弘智法印像を拝むために
弥彦から峠を越えて西生寺を訪ね
野積から渡部を経由して寺泊経由で
出雲崎に向かい 出雲崎で宿泊した
ようだ。
景勝の山地まで登るが、芭蕉句碑は
見当たらず。
あれば、
「文月や からさけおがむ のすミ山」
はせを
いたわしき水子地蔵
慈悲深き上人
石神様
開運腰掛石など