翌(あす)なろう
平成30年11月22日(木)
毒蝮三太夫さんは、毎日はがき
一枚奥さん宛に出していたという。
貰った奥さんは,一日中冷蔵庫
の扉に張っていたという。
いい夫婦への日々の努力。
なかなかできそうでできること
ではない。
さて、今朝は上越市へ。
旧今市(直江津)から北へ向かう
旅の最初の宿場。
黒井の本敬寺を参拝。
米山・鉢崎(はつさき)・柿崎・潟町・
黒井の道程もかなり難渋した芭蕉達は、
黒井の旅籠で休息をとる。
境内には、芭蕉の足跡を偲んで、
地元の俳人達が建てた芭蕉句碑と
その説明板がある。
芭蕉句碑。
句は、
「寂しさや 花のあたりの
翌(あす)なろう」
「あすなろう」の「あす」は、檜の
木のこと。
明日は自分も檜の木のように高く
伸びてやろうと願いつつ、今も変わ
らず檜の木の傍らに佇む翌檜
(あすなろう)。
説明板
夕景の寂しさを伴う。