長嘯の墓も廻るか鉢敲
平成30年12月18日(火)
富山市に、スリップ!
真 興 寺
先ず、参拝!
芭蕉塚が,他の俳人の句碑と
並んであり。
俳句碑
そして、芭蕉の碑。
「先師芭蕉翁之塚」と彫られ、
「長嘯の 墓も廻るか 鉢敲」
と記されている。
「長嘯の 墓も廻るか 鉢敲」????
全く解せぬし、芭蕉の句とは
今の今まで思っていなかった。
調べると、
長嘯(ちょうしょう)は豊臣秀吉の
正室ねねの甥、小浜城主木下若狭守
勝俊のこと。
〔鉢たたき〕とは、空也を始祖とする
念仏踊の一種。11月13日から除夜まで
瓢箪をならし、鐘をたたいて、
空也上人の作という歌を歌って、洛外
七所の墓所をめぐる儀式。
「こんなに遅く、夜が明けてから来た
鉢敲きは、鉢たたきに縁のある長嘯子の
墓まで廻ってきたからであろうか」
の意。
難解な句であった。
慈悲殿のあるお寺だ。