貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

降り残してや 水鏡

2018-12-28 15:34:06 | 日記

降り残してや 水鏡

平成30年12月28日(金)

 寒波到来!

 かんたろうさんも元気いっぱい!

 山崎山の山裾にある石碑拝顔。

 1689年(元禄2)、松尾芭蕉が

奥の細道の途中、金沢で作った俳句

「あかあかと 日は難面(つれなく)も 

        秋の風」

を刻んだもので、石碑は俳人桜井梅室

の筆。

 天保期お三大家と呼ばれたひとり

桜井梅室の筆による句碑は、元々は

卯辰山麓にあったもので、

明治16年(1883)に現在地に移さ

れた。

 この句はあまりにも有名で、この俳句の

書かれた句碑がなんと市内に3ヶ所

もある。

 芭蕉句碑は弘化3年(1846)建立。

芭蕉の句は、

「五月雨の 降り残してや 光堂」 。

 見事な日本武尊立像を拝謁し、

七福神山や栄螺(さざえ)山に登る。

栄螺山から眺める風景も絶景。

 

 栄螺山は、霞ケ池を掘り広げた時

の土を盛り上げたもの。

 登り道が螺旋状に造ってあり、

その形がさざえに似ているので、

栄螺山と名付けられた。

 別名「からかさ山」とも呼ばれている。

 水鏡も素晴らしい!

 蓮二翁の句は、    

 「十三夜の 月見やそらに かへり花」

 これは、虎石。

再度風景・風情を味わう。