復元された東光庵
令和元年7月8日
今朝も箱根町。
初めて、東光庵跡へ。
荒廃した小径に入り、廃屋の傍の
荒れ地に駐車。
急階段を上がると、復元された
東光庵と広大な庭がちょっと
した別天地。
「へええ!」
感嘆の声が洩れる。
東光庵は明治15年に朽ち果て
取り壊される。
その後、箱根町の指定史跡となり、
約120年ぶり、平成13年に再建
される。
芦之湯は、文化・文政期(1804から
1830年)の頃、箱根七湯の中で
もっとも標高が高く、江戸から
最も遠い場所にありながら、
硫黄泉のもつ独特の温泉効用と
夏の涼しさが江戸時代の人々に
大変人気を呼び、大いに賑わった処。
熊野権現の境内に建てられた
東光庵薬師堂に集まり、清水浜臣や
賀茂真淵、山本北山など多くの文人
や墨客が湯治のかたわら、碁や将棋
に興じ、句会や茶会などの風流を
楽しんだといわれている。
これが、新に造られた熊野神社。
句歌碑や石仏を境内の山側に
整備され、一つひとつ明確な説明も
あり、至極有難い。
一つひとつの句歌碑紹介は、明日へ。
東光庵の中。
東光庵説明
そして、現存の薬師堂。
薬師堂の説明。