花も咲け咲け 温泉の煙
令和元年7月10日
東光庵跡の階段入口の手前の廃屋?
さて、東光庵の句歌碑。
居然は、伊勢原出身の俳人で、
鴫立庵門下生。
本名は、三箸尊明。
「居然湯けむりの碑」
その句は、
「月雪や 花保とゝ岐す
温泉の煙」。
四方山人。
江戸の幕臣で大田南畝。
長崎奉行所に出役の際、箱根に
立ち寄る。
狂歌師。狂歌碑がある。
「てる月の 鏡をぬいて
樽まくら 雪もこんこん
花もさけさけ」。
祖友は、上総(千葉)出身。
芦の湯で療養中、23歳の若さ
で病没。
追悼を込めて建立。
句は、
「逗留と 定めて旅の
月夜かな」。
お地蔵さんも当時流行。
充足の表情!