貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

江東区深川 採茶庵(さいとあん)   

2017-06-11 08:59:14 | 日記
深川 採茶庵(さいとあん)   

平成29年2月15日 11:30~

海辺橋南詰 深川1-9

 芭蕉は、元禄2年3月27日(1689)

採茶庵(さいとあん)から「おくの細道」の

旅に出発したのだ。

 当時は、仙台堀(仙台藩の蔵屋敷があった

ことから仙台堀と呼ばれ、現在の仙台堀川の

こと)に浮かぶ船に乗り、隅田川を遡って

千住まで。

 『おくの細道』が生まれていくのだ。

 採茶庵は、芭蕉の門人、杉山杉風

(さんぷう)の別宅である。

 芭蕉は「奥の細道」の旅に出る前に、それ

まで住んでいた隅田川と小名木川の合流地点

の岸辺にあった芭蕉庵を手放し、門人、杉山

杉風(さんぷう)の別宅に厄介になる。

 採荼庵に芭蕉を住まわせた杉風は、日本橋

で幕府御用の魚問屋を営み、豊かな経済力で

芭蕉の生活を支えていたのである。

採茶庵の標柱



採茶庵



芭蕉翁ご出立






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