貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

豊橋市: 湊神明社:湊築島弁天社 旅寝塚!

2023-09-18 10:11:39 | 日記
令和5年9月18日(月)
豊橋市: 湊神明社:湊築島弁天社   
<素朴な鳥居から社殿>
    
 湊神明社は、
白鳳元年(672)創建と
伝えられる伝統のある神社。
 二度目の参拝!
<社殿>

 歴代領主から崇敬庇護され、
天文年間(1532~55)には
今川義元が社領を寄進。
 永禄4年(1561)には、
今川氏真が社領14貫350文を寄進。
 慶長8年(1603)には
伊奈氏が10石を寄進。
 幕府からは歴代将軍から
朱印状を賜わるという由緒ある神社。
 かっては吉田城下最大の祭と
云われた伊勢神宮に御衣(絹)を
献上する「御衣祭」が、
現在も行われている。 
 祭神は天照皇大神、
豊宇気(け)毘売神(びめのかみ)。
 山田宗徧が造ったという
弁天池の築島に立つ
湊築島(ちくしま)弁天社は、
平成20年(2008)7月8日、
国の登録文化財に指定される。
<石の鳥居>

 弁天社は戦国時代に琵琶湖の
竹(ちく)生(ぶ)島(しま)から弁財天を
勧請し、
後の天和3年(1683)に
神明社境内に建立されたことに
始まる。

 弁天社に残る棟札から
寛政7年(1795)の建造とされる。
 明治初期、
廃仏毀釈により弁天社には
市(いち)杵(き)島(しま)姫神(み)
命(こと)が祭られ、
市杵島社と改名されたが、
第二次世界大戦後に旧名に戻し
築島弁天社
<築島弁天社への橋渡し>
<築島弁天社>

 この一角には、
貞享4年(1678) 11月10日 
保美(現渥美町)の杜国を訪れる際に、
吉田に泊った時に詠んだ
芭蕉句碑(旅寝塚) がある。
<竹生島のような池内の島>
<旅寝塚:芭蕉句碑>
<芭蕉句碑>

「寒けれど 
   二人旅寝ぞ
    たのもしき」

 「舞扇の碑」があるが、
<舞扇の碑>

由緒は不明。 


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