貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

風車もハロー

2020-09-25 10:01:32 | 日記

風車もハロー

令和2年9月25日(金)

 「八正道」に因み、

本堂は八角のお堂で夢殿を

模したもの。

 本堂も見事だが、その前に、

満を持して咲いている河津桜に

見とれてしまう。

   地蔵堂や不動堂など眺めながら

池の方を見やると、錦鯉や緋鯉

などがたくさん気持ちよさそう

に寄り添い、寝そべっている。

 可愛い風車にも歓迎!

 ハロー!

 ハロー効果で毎年、鯉の稚魚が

孵化しているそうだ。


雨の萩 都内最古の句碑!

2020-09-24 09:46:34 | 日記

雨の萩 都内最古の句碑!

令和2年9月24日(木)

 門正面右には、芭蕉の句。

「濡れてゆく 

  人もおかしや 

      雨の萩」

 が彫られていた。

 本堂をまず参拝!

   庭園内に入り、芭蕉の句碑を探す。

「濡れてゆく 

  人もおかしや 

     雨の萩」

という同じ句が、石碑として・・・。

 雨中の萩は風情があるが、

雨に濡れてそこを通り過ぎて行く

人もまた風情のあるものだの意。

 都内にある芭蕉句碑37基の中で

最も古い句碑。


門前の想像

2020-09-23 10:19:39 | 日記

門前の想像

令和2年9月23日(水)

 台風12号の進路がやや東に!

 御陰で、青梅は曇り空。

時折小雨がぱらつく程度。

 散歩がてらパン屋まで足をのばし、

食パンを購入。お店特有の食パンは

30分後に焼き上がるという。

 普通の食パンにする。

 さて、今朝は江東区龍眼寺へ。

萩寺とも呼ばれている。

 その門前。

 門塀には、俳句と短歌が刻まれている。

 榎本其角の俳句は、

「月見とも 

   見えず露あり 

        庭の萩」

 短歌は、大納言家長郷作。

 ききしより 

  見る目ぞまさる 

       この寺の 

 庭に散りしく 

       萩の錦は

 萩の美しいお寺だったのだなあ!

 「歴史と文化を考えよう」の石版もあり。

掲示板には、住職の言葉。

「泥中に咲いても 

  汚れに染まらぬ 

       蓮の花」

 

門前でしばし立ち止まり、

萩寺に思いを馳せる。 


分からん、分からん?

2020-09-22 13:07:10 | 日記

分からん、分からん?

令和2年9月22日(火)

 不動ヶ丘の山中に、

「山内八十八カ所巡拝路」がある。

 本堂近くから登ったため、途中で

気がつく。

 もはや八十番。

 ほとんど逆さ巡りとなる。

 取り敢えず、第一番と最終の八十八番

の写真を掲載し、巡拝記念とする。

   

 お守りなど置いてある受付で、

芭蕉の句碑を尋ねる。

 しかし、返答は、至極曖昧。

 言われた場所にはなく・・・。

 五重塔を下り、巡拝入口付近で

発見!

 


 
 「名月に 

  ふもとの霧や 

    田のくもり」

 
 元禄七年八月十五日。

 伊賀上野赤坂で、月見の吟。

 名月は、皎々と照っているが、

麓は薄霧が立ちこめて、それが田圃

が曇って見えるの意。

 名月に 

    麓の霧か 

      田の曇

 推敲作。

 

 

 


うっとり!山口誓子の句と富士

2020-09-21 10:10:34 | 日記

うっとり!山口誓子の句と富士

令和2年9月21日(月)

  次に、目にとまったのは、五重塔。

  先ずは、本堂でお詣り。

  その後、芭蕉句碑を探索。

 山口誓子の句碑はすぐ見つかる。

「如来出て 

  掌に受け給ふ 

      枝垂梅」 

という句。 

 結局、散策好きなのか、

山好きなのか、

気付いた時には、不動ヶ丘への小径を

登っている。

 高幡城趾がある山なのかな?

 空は高く青い。

 富士山頂がぽっかり!

 前の山と富士山が見事に重なり、

白い泉で縁取りしたようである。

 うっとり!