☆う~ん・・・、これはつまらないし、意味が分からなかった。
邦題の「運命のボタン」が、かなり悪いと思う。
キャメロン・ディアスとサイクロプスの若夫婦のもとに、変なボタンの付いている丁寧な造りの箱が送られてくる。
おって、顔の半分が焼け爛れているが紳士的な男が来訪し、「ボタンを押せば、世の中の誰かが死ぬ。しかし、押せば、あなた方に100万ドルあげよう」と提案してくるのだ。
期限は24時間。
私はてっきり、この、「ボタンを押すか、押さないか」だけで物語がグイグイ引きつけられて進むのかと思っていた。
『幸福の条件』なんて作品を思い出しつつも、
押すか、押さないか、その究極の二者択一の前で、『カイジ』や『デスノート』なみに、その背景の深い読みが、偏執的に、けど面白く展開されていくのかと思っていた。
すると、ボタンはあっけなく押され、なんか中途半端な人間ドラマと、なんか中途半端な高次な存在ストーリーが展開される。
せっかく、70年代のアメリカの宇宙開発を背景にもしているのだから、そこに絡めて整合性を持たせても欲しかったが、「組織」は、カーペンターの『パラダイム』のようにオカルトチックだ。
オカルトならばオカルト! 宇宙人ものなら宇宙人もの! 人間ドラマなら人間ドラマ!
はっきりして欲しかった。
面白くない・・・。
おそらく、原作は短編で、それを引き伸ばしたから「こんなん」なったんでしょう^^;
序盤のセピアチックな画面造りなどは良かったんだけどね・・・。
(2010/05/12)
邦題の「運命のボタン」が、かなり悪いと思う。
キャメロン・ディアスとサイクロプスの若夫婦のもとに、変なボタンの付いている丁寧な造りの箱が送られてくる。
おって、顔の半分が焼け爛れているが紳士的な男が来訪し、「ボタンを押せば、世の中の誰かが死ぬ。しかし、押せば、あなた方に100万ドルあげよう」と提案してくるのだ。
期限は24時間。
私はてっきり、この、「ボタンを押すか、押さないか」だけで物語がグイグイ引きつけられて進むのかと思っていた。
『幸福の条件』なんて作品を思い出しつつも、
押すか、押さないか、その究極の二者択一の前で、『カイジ』や『デスノート』なみに、その背景の深い読みが、偏執的に、けど面白く展開されていくのかと思っていた。
すると、ボタンはあっけなく押され、なんか中途半端な人間ドラマと、なんか中途半端な高次な存在ストーリーが展開される。
せっかく、70年代のアメリカの宇宙開発を背景にもしているのだから、そこに絡めて整合性を持たせても欲しかったが、「組織」は、カーペンターの『パラダイム』のようにオカルトチックだ。
オカルトならばオカルト! 宇宙人ものなら宇宙人もの! 人間ドラマなら人間ドラマ!
はっきりして欲しかった。
面白くない・・・。
おそらく、原作は短編で、それを引き伸ばしたから「こんなん」なったんでしょう^^;
序盤のセピアチックな画面造りなどは良かったんだけどね・・・。
(2010/05/12)