☆・・・人は長く生きていると、ときに、とてつもなく理不尽な思いをさせられたり、暴力的な「やるせなさ」を感じさせられたりするものだ・・・。
昨夜、とあるお客さんが来た。
ドラマを話題にしていたら、その人はふいに言ったのだ。
「山口智子や和久井映見みたいに、化粧をゴテゴテとしなくてもきれいなタイプはいいね」と。
・・・そこまでは、まあ私も同感だ。
二人とも準大女優だ^^
だが、その人は更に言った。
「うちの嫁もそんな感じだと思うんだよね^^」
プ・チ・殺・意・が・湧・い・た・!
初めは面食らって、「何言ってんの、この人・・・?」と思ったのだが、そのセリフを咀嚼するうちに、怒りがマグマのように煮えたぎって来た。
申し訳ないが、山口智子&和久井映見と、あなたの奥さんにはビタ一文の接点もないよ・・・。
言葉と言うのは、心底恐ろしいと思った。
社会に発せられた時点で、社会のフィルターを通したことになってしまう。
この人には前科がある。
以前、新垣結衣について話していた時、自分の娘を引き合いに出したのだ。
「うちの娘みたいなんだよね^^」
この時も、太陽の黒点からコロナが噴き出すような怒りを覚えた。
申し訳ないが、新垣結衣と、あなたの娘さんにはビタ一文の接点もないよ・・・。
なんかもう、自分が生きる上での「美」と言うものについての価値観をコケにされたような気がして、涙が出てくるぜ^^;
(2017/08/01)