☆さて、大方の予想を裏切り、今日封切りの映画で、『しんちゃん』に続いて、俺が観に行ったのはこれだ!
だって、『アリス』は、アリスが成長しちゃって少女じゃないんだもの。
だったら、灰原哀ちゃんや吉田歩美ちゃんのようなチビの方が可愛いじゃん!
それに、今回の映画は、ゲストキャラに、俺の大好きな大橋のぞみタンが声をあてるそうだ^^
◇
いや、面白かった。
ほとほと面白いので、レイトショーで見終えて、まだ興奮が覚めやらない。
何で、こんなにも複雑な構造のシナリオの中で、豪快なエンターテイメントを成し遂げられるのだろう。
「シナリオ」と言っても、物語のことだけではない。
今回は、本筋において、殺人細菌のバイオテロに遭った飛行船と言う、限定舞台縦横無尽の『ダイハード』的展開をやりたかったことは分かる。
しかし、そこは、コナンの「宿敵」的な怪盗キッドへの、飛行船の持ち主・鈴木次郎吉による「宝石を盗めるものなら盗んでみろ!」の挑戦状の舞台でもあった。
幾つも張り巡らされた謎も、最初のうちは解くことも出来る。
それは、作り手がこちらにフェアなヒントを散りばめているからだ。
しかし、それだけではなく、各登場人物の見せ場や、それぞれの非常に複雑な関係も見事に処理されている。
中盤、やや話が単調になろうかと思われたとき、飛行船に仕掛けられた爆弾を処理したコナンが、テロリストのリーダーによって、躊躇なく飛行船から空中に放り投げられる。
ここら辺の、テロリストの容赦ない動きは非常に冷酷でリアルだ。
そして、コナンを救出しようと、その後を追って宙空に飛び出る怪盗キッド!
このあたりの突き抜け具合、物語に利かせるスパイスが最高である。
つまり、東京から大阪へと、いつしか、テロリストに強制的に航行させられている飛行船から、主人公コナンと怪盗キッドは、追放させられるのである。
キッドのハンググライダーに救出されるコナン・・・、その2人の間に漂うそこはかとない友情の格好良さ。
三重の何とか島に降り立った2人の寂しさたるや、かなりいい雰囲気だ。
もちろん、2人は、後に飛行船に復帰することになるのだが、緊迫した物語の中で、動きの取れなかった2人が、夕焼けの浜辺の櫓の上で途方にくれる様子なんか最高だった。
いや、怪盗キッドはいいねぇ。
大阪の地上で、コナンと連絡を取り合う服部平次も今回はかなりの活躍もするのだが、キッドの洗練された格好良さの前では霞む。
ただ、服部平次のパートに、小さな少年が絡んでくるのだが、この子役を大橋のぞみが声をあてていて、声だけで、とても可愛かった^^
細々とした謎解きも興味を引き続け、テロリストとのアクションも激しく、鈴木次郎吉が対怪盗キッド対策に施した罠の伏線も活きる。
また、飛行船での経過は、全て裏に隠された陰謀のためであり、何度かのフーダニットのどんでん返しも用意されている。
だが、最後の、コナンが大ボスを倒すために仕掛けた物理テクニックが爽快であった。
途方もない大技なのだが、あまりにも豪快なので、突拍子のなさを通り越して、こちらを圧倒してくれるのである。
しかし、最後に仕掛けた恋愛展開にも、私は本当に驚いた。
特に、工藤新一(現コナン)の彼女であるヒロイン・蘭は、シリーズを通してずーっと恋愛においては宙ぶらりん状態である。
今回も、キッドが工藤新一に化けて、蘭は「キッド=新一?」などと、心を揺り動かされる。
いつも不憫だなぁ、などと思わせられていたので、ラストの、蘭とキッドの「キスシーン」にはかなりの衝撃を受けた。
ああ、このまま、今回の物語が終わってしまうのならば後味が悪いなあ、ストレスがたまる展開だなあ、などと思っていたら、エンドクレジットの後に、真のエピローグがあるので、みんな、ちゃんと最後まで見るように!!!
(2010/04/17)
だって、『アリス』は、アリスが成長しちゃって少女じゃないんだもの。
だったら、灰原哀ちゃんや吉田歩美ちゃんのようなチビの方が可愛いじゃん!
それに、今回の映画は、ゲストキャラに、俺の大好きな大橋のぞみタンが声をあてるそうだ^^
◇
いや、面白かった。
ほとほと面白いので、レイトショーで見終えて、まだ興奮が覚めやらない。
何で、こんなにも複雑な構造のシナリオの中で、豪快なエンターテイメントを成し遂げられるのだろう。
「シナリオ」と言っても、物語のことだけではない。
今回は、本筋において、殺人細菌のバイオテロに遭った飛行船と言う、限定舞台縦横無尽の『ダイハード』的展開をやりたかったことは分かる。
しかし、そこは、コナンの「宿敵」的な怪盗キッドへの、飛行船の持ち主・鈴木次郎吉による「宝石を盗めるものなら盗んでみろ!」の挑戦状の舞台でもあった。
幾つも張り巡らされた謎も、最初のうちは解くことも出来る。
それは、作り手がこちらにフェアなヒントを散りばめているからだ。
しかし、それだけではなく、各登場人物の見せ場や、それぞれの非常に複雑な関係も見事に処理されている。
中盤、やや話が単調になろうかと思われたとき、飛行船に仕掛けられた爆弾を処理したコナンが、テロリストのリーダーによって、躊躇なく飛行船から空中に放り投げられる。
ここら辺の、テロリストの容赦ない動きは非常に冷酷でリアルだ。
そして、コナンを救出しようと、その後を追って宙空に飛び出る怪盗キッド!
このあたりの突き抜け具合、物語に利かせるスパイスが最高である。
つまり、東京から大阪へと、いつしか、テロリストに強制的に航行させられている飛行船から、主人公コナンと怪盗キッドは、追放させられるのである。
キッドのハンググライダーに救出されるコナン・・・、その2人の間に漂うそこはかとない友情の格好良さ。
三重の何とか島に降り立った2人の寂しさたるや、かなりいい雰囲気だ。
もちろん、2人は、後に飛行船に復帰することになるのだが、緊迫した物語の中で、動きの取れなかった2人が、夕焼けの浜辺の櫓の上で途方にくれる様子なんか最高だった。
いや、怪盗キッドはいいねぇ。
大阪の地上で、コナンと連絡を取り合う服部平次も今回はかなりの活躍もするのだが、キッドの洗練された格好良さの前では霞む。
ただ、服部平次のパートに、小さな少年が絡んでくるのだが、この子役を大橋のぞみが声をあてていて、声だけで、とても可愛かった^^
細々とした謎解きも興味を引き続け、テロリストとのアクションも激しく、鈴木次郎吉が対怪盗キッド対策に施した罠の伏線も活きる。
また、飛行船での経過は、全て裏に隠された陰謀のためであり、何度かのフーダニットのどんでん返しも用意されている。
だが、最後の、コナンが大ボスを倒すために仕掛けた物理テクニックが爽快であった。
途方もない大技なのだが、あまりにも豪快なので、突拍子のなさを通り越して、こちらを圧倒してくれるのである。
しかし、最後に仕掛けた恋愛展開にも、私は本当に驚いた。
特に、工藤新一(現コナン)の彼女であるヒロイン・蘭は、シリーズを通してずーっと恋愛においては宙ぶらりん状態である。
今回も、キッドが工藤新一に化けて、蘭は「キッド=新一?」などと、心を揺り動かされる。
いつも不憫だなぁ、などと思わせられていたので、ラストの、蘭とキッドの「キスシーン」にはかなりの衝撃を受けた。
ああ、このまま、今回の物語が終わってしまうのならば後味が悪いなあ、ストレスがたまる展開だなあ、などと思っていたら、エンドクレジットの後に、真のエピローグがあるので、みんな、ちゃんと最後まで見るように!!!
(2010/04/17)
窓から捨てられちゃったときはマジでびっくりでした。
ちなみに落ちたところは愛知の佐久島です(^^)
「ダイハード」チックな展開に笑いの要素があって、逆にハラハラするのが蘭のラブシーンってところが巧かったです!
私は、限りなく「コナン」や「しんちゃん」の初心者で、ここ数年見始めたばかりなのです^^;
で、どちらのグレードも高いので関心しきりです。
大体において、この季節、「しんちゃん」で感動し、「コナン」で更に感動するパターンが定着しています^^
昨日コナン観てきたんですがやってしまいました・・・。
ちょっと急いでいたのでエンドロールの後を観てないんです;;
だから最後2人がキスしたのでどういうことなんだ~~~!とモヤモヤした気持ちで今こちらの記事を読むまで過ごしていました。
どういうことなのか教えて頂けると嬉しいです。ずうずうしいですがヨロシクお願いします^^;
他の方にはネタバレになるので、他の方は読まないで!!
エンディングの後、蘭はキッドからのキスを寸止めで回避。
なぜなら、キッドが蘭のお尻を揉んだからで、
蘭曰く、「新一はそんなことまではしない」とのことでした^^;
まだ観てない人にネタベレになっちゃいますよね。
すみません。私のコメと一緒にすぐに削除して下さい!!
何も考えずにすみませんでした・・m(> <)m
でもどういうことかわかってスッキリしました。その結果にホッとしました^^*
教えて頂いて有難うございました☆
また遊びに来ます!
※お手数かけてすみませんが削除、お願いします。
ボケてて顔文字使っちゃったからかもしれません。すみません。
教えて頂いてありがとうございました!スッキリしたしホッとしました^^*
お手数ですが私のコメと一緒にネタバレ削除お願いします。。
また遊びに来ます!
私のエントリーで、ほとんど、キスシーンから話が覆るのは分かるんですから^^
夜勤なので、昼に観た「タイタンの戦い」のエントリーを書けてないのですが、これまた面白い映画でしたよ。
りんさん、どうぞ見てみてください^^v