『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
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[不朽の名作『珍遊記』の続編が!!]

2010-04-13 09:53:47 | 物語の感想
☆世に名作マンガは数あれど、私がオールタイムBEST10に常に入れている作品に『珍遊記(漫☆画太郎)』がある。

 あの、『ウォーリー』のように緻密に描きこまれた下手だけどうまい絵と、コピーした手抜きのような、それでいて深みのあるチンポ丸出しの絵の両極端が大好きだった。

 物語も、永遠に終わらない文化祭の前夜祭のようなワクワク感がたまらなかった。

 今回、18年振りに、その続編が描かれていて、現在2巻まで出ていて、私は貪り読んだ。

 面白い。

 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に対しての『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』のような、豪快な実験的な手法を娯楽として成立させていた。

 『珍遊記』で、延々と繰り広げられた物語と平行させて、新しい物語を生み出していた。

 あの、愛すべきキャラクターであるガンスなどが、一反木綿のように空中散歩している姿が、18年の時の経過を全く感じさせないことに、私はえらく感動した。

 また、この作品では、漫☆画太郎の画業20周年(か分からんけど^^;)を記念するかのごとく、水島新二の高校野球漫画の集大成『大甲子園』よろしく、漫☆画太郎作品の主人公たちが続々と登場する。

 あの可愛い娘々(にゃんにゃん)も、相変わらずの可愛さで登場しているゾ。

     ・・・『まんゆうき』より

 この娘々(にゃんにゃん)だが、『Wikipedia』に拠ると、「萌えキャラ」のオリジンだそうだ。

 また、『Wikipedia』に拠ると、こうある。

 <・・・宮崎駿のファンだったこともあり、スタジオジブリの採用試験を受けるも通らず、その腹いせから、勢い任せに描いた落書きがGAGキング大賞を受賞。・・・>

 にわかに信じられないが、『珍遊記』の、限りなく現実の時間経過と近くなっていった「天狗の鼻おれ!!」シリーズなどでの、作劇上の空間の使い方を考えると、私は、漫☆画太郎が宮崎駿のファンだと言うことをよーく理解出来るのである。

   ・・・『珍遊記』より

 ・・・『珍遊記2』は永遠に続いて欲しい^^

                                         (2010/04/13)

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