『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

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[映画『超劇場版ケロロ軍曹 誕生!究極ケロロ 奇跡の時空島であります!!』を観た]

2010-03-01 18:33:02 | 物語の感想
☆すいません、プライベートが激動なので、短めで・・・。

   ◇

 前々作(クリック!)に私はえらく感動してしまい、でも、前作(クリック!)の出来に落胆し、それでも、やはり、今作も観に赴いたのであった。

 なかなかの出来であった。

 初っ端から矢継ぎ早に物語は急展開し、全く飽きさせず、ポケモンレベルのマンネリに陥っていた前作のような類型的な話にはなっていなかった。

 大胆にも、物語は、ヒロインの夏美を完全に排し、また、序盤は、ケロロと冬樹の二人旅にし、「友情」のテーマを押し出していたと思う。

 また、『ケロロ』シリーズには付きものだが、今回も、ケロロが、エピローグで友情論を語り、私はその着地点に安心する。

   ◇

 今回は、イースター島が舞台で、その島の文明をリスペクトした内容になっており、その島のカミの概念などが学べて、『ケロロ』シリーズには珍しい啓蒙的な内容になっていた。

 多くの準レギュラーが、序盤の顔見せで終わっているも、お馴染みのメンバーがお馴染みの活躍をし、でも、映画ならではの「腑抜けの姿」を見せてくれたりして実に面白い^^

 内容が濃いのでややギャグが少なく、また、その内容の濃さゆえに、幾つかの抒情的なシーンで余韻を残さないなど問題があるけど、子供向けアニメなので許せる範囲内だと思う。

 イースター島限定の話なので、いまいち世界観の広がりに欠けていた気もするけど、まあ、いいかな。

 ケロロが「スーパーサイヤ人」化するのは、いかにもケロロらしくて良かった^^

 ゲストキャラの、イースター島の精霊二人が、ケロロたちのために命を削るのも、そこに重点が置かれないゆえに、かえって良かった。

   ◇

 しかし、映画の日の午後、客は私を含めて7人だった・・・。

 来年の予告編も、本編終了後に流れないし、ちょいと次回作の公開が心配です・・・。

                                         (2010/03/01)


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