『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

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[映画『ONE PIECE FILM Z ワンピースフィルム ゼット』を観た(短信)]

2012-12-16 21:46:41 | 物語の感想

☆今日は書くことがいっぱいあるので、寸評ですまん。

 でも、脚本が鈴木おさむと言うことで、ちょいと期待していたところ、それに違わずに、かなり面白い作品であった。

 ちゅうか、最後で泣いた。

 今日は、午前中に『妖怪人間べム』も観て泣いたので、泣き癖がついていたのか・・・。

 いや、劇中、三度繰り返し流された、海軍の慰霊の歌が、作中のそれぞれの歌い手の立場での心情によって歌われ、徐々にこちらの気持ちも盛り上げられ、クライマックスで泣いてしまったのだ。

 さて、序盤から、やたらとナミのビキニの胸が強調されるのだが、中盤で、ナミは、敵の能力で12歳若がえさせられ、少女の身体になってしまう。

 それもそれで、とても可愛い^^

 しかも、その身体のまま、ナミは、いつもの、ステッキ状の天候を操る武器を振り回し戦うのだが、その姿が「魔法少女」みたいで、メチャ良かった。

 そもそも、原作の尾田栄一郎の描く少女は、華奢な可愛さがよく表現できているからな^^(ワンピースの服が良く似合う^^)

 で、ゾロが、その若返りの能力者をやっつけることによって、戦いの最中に、ナミも、そして、同じく若返っていたロビンも元に戻るのだが、その様が、胸がパンパーン! 腰がキュッ! ヒップがボンッ! と戻り、あたかも「メルモちゃん」の変身シーンを見せられているかのようでたまらなかった。

 この作品で初めて知ったのだが、ロビンは30歳だったそうで、12歳若返らされて18歳に戻ったのだが、そのロビンが、バーでベリーダンスを踊るのシーンは良かった^^

 鈴木おさむの、おそらく、一「ワンピース」ファンとしての視点は、例えば、今回の敵役の「Z」の武器が、ルフィや能力者の弱点(無効化)である「海楼石」製であったり、ヘルメッポやコビーの丁寧な演出による登場、因縁の関係である青キジとロビンの心の触れ合いといい、自分なりの、こうしたい「ワンピース」のアイディアに溢れていた。

 今回、黄猿と青キジがビシバシ活躍するのも、「こりゃ、今回の映画はただ事じゃない」感を高めていた。

 この2人の能力って、画面に映えるんだよね。

 そもそも、「Z」は能力者ではなく、身体を鍛錬した結果の強靭さと、右手の強大な武器を「強さ」として持っており、だが、それだけでは能力者の敵ではなかろうよ、と思いつつも強く、

 元海軍大将の貫禄で、最終的には、ルフィと「ただの殴り合い」で雌雄を決するのがよかった。

 派手な効果はない殴り合いだが、なんか、異様に力がこもっていた演出だ。

 能力の解明で戦いの決着がつくよりも、最終的には力比べ・根性比べのほうが、見ているこちらは納得できるんだよね。

 
          明日発売のジャンプの付録ポスター!!(若き海軍たち)

 スタイリッシュなオープニングから、登場人物の若き日の姿が見れるエンディングまで、興味を引く演出たっぷりでした^^

                                           (2012/12/16)



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