![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/0b/dbb3d0f957eac711f866e9eaacc83c40.jpg)
☆う~ん、ユニバーサル映画100周年作品。
『バトルシップ』も良かったけど、見終えて思うに、この「スノーホワイト」も「同じテイスト」で、頑張って作られてますね^^
誰もが知っている「白雪姫」を、世界構築型ファンタジーとして、豪快かつ繊細、更には、ややダークなアレンジをしていて、面白かったっス。
(そもそもの、本来の「白雪姫」もダークなんですけどね・・・)
ダークさは、例えばティム・バートンに監督を任せたりすると、彼の独自のこだわりに支配された世界になってしまうのだろうが、
今作品での、ルパート・サンダース監督による雰囲気作りのダークさは直球で、
一番にダークであらねばならない「女王(シャーリーズ・セロン)」が、陽性に美しいのが意表をついて良かった。
うん、その登場シーンからして、囚われの「いい女」なんだよね。
「白雪姫」の女王と言うと、どうしても「意地悪なきつい顔」を思い浮かべてしまうのだが、今作の女王は美しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/f5/20c0c98db72247837a0b1ee14f766eb1.jpg)
・・・作品の斬新な真新しい手触りとしては、『ロード・オブ・ザ・リング』的な大河性を持たせていることだろう。
それは、スノーホワイトの逃避行の旅路に、多くの事件を絡めて、人々や村々、ファンタジー・ギミック(「もののけ姫」からの影響が多く見える。シシ神さま出てたし^^)をふんだんに配していることに成功している点だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/53/cd/7b4d5da22cc7d3d205eb4da25dc377fc_s.jpg)
『ロード・オブ・ザ・リング』のような哲学はないが、誰もが昔から見知っている物語が基底にあるので、
その童話との「照らし合わせ」の作業が、物語に重層性を持たせていたと思う。
魔法の鏡や毒リンゴ、七人の小人をうまく出していたと思う。
惜しむらくは、「ハイホー!」の歌が使われなかったことかな。
まあ、あれはディズニーアニメのほうの要(かなめ)でもあるからダメか。
しかし、悪の女王に乗っ取られた城は、ディズニーのタイトルロゴのシンデレラ城みたいだったね^^;
スノーホワイトは可愛くて美しかったが、女王への反旗を決断し、ジャンヌ・ダルク張りに「フォロー・ミー!」と演説を始めた頃から、なんか顔が神妙になってきて、
「あっ! この深刻な表情は記憶にあるぞ!」と思い出したら、この子、「トワイライト」の馬鹿ップルの女(クリステン・スチュワート)のほうじゃん!!!
でも、やっぱ綺麗だわ^^
今回の「白雪姫」の一番の驚きは、毒リンゴで眠らされたスノーホワイトを目覚めさせるキスの相手が、見ているこちらに「容易には分からせない」ことだった^^
物語には、幼馴染の王子がいて、更に、スノーホワイトを導く「うらぶれた狩人」がいる。
この二人のどちらがヒーローとなるのか?
私は、「ドラクエ5」での、結婚相手選びにおいての「ビアンカorフローラ」みたいな不思議な興味が起こりましたよ^^
しかも、最後は、スノーホワイトさん、「ローマの休日」みたいな「大人の決断」で物語を締めます、ありです!^^
これがディズニーだったら、スノーホワイトが女王となるも、男と抱擁しての大団円となってしまいそうですな^^;
・・・おっと、書き忘れていたが、この作品では、やたらと「涙目(潤んだ瞳)」が、演技の核として強調されていましたな^^
それから、見終えて思ったのだが、どうにも、今後、この「スノーホワイト」は、「悪の女王」に成長してしまうような気がしてならない・・・。
(2012/06/15)
『バトルシップ』も良かったけど、見終えて思うに、この「スノーホワイト」も「同じテイスト」で、頑張って作られてますね^^
誰もが知っている「白雪姫」を、世界構築型ファンタジーとして、豪快かつ繊細、更には、ややダークなアレンジをしていて、面白かったっス。
(そもそもの、本来の「白雪姫」もダークなんですけどね・・・)
ダークさは、例えばティム・バートンに監督を任せたりすると、彼の独自のこだわりに支配された世界になってしまうのだろうが、
今作品での、ルパート・サンダース監督による雰囲気作りのダークさは直球で、
一番にダークであらねばならない「女王(シャーリーズ・セロン)」が、陽性に美しいのが意表をついて良かった。
うん、その登場シーンからして、囚われの「いい女」なんだよね。
「白雪姫」の女王と言うと、どうしても「意地悪なきつい顔」を思い浮かべてしまうのだが、今作の女王は美しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/f5/20c0c98db72247837a0b1ee14f766eb1.jpg)
・・・作品の斬新な真新しい手触りとしては、『ロード・オブ・ザ・リング』的な大河性を持たせていることだろう。
それは、スノーホワイトの逃避行の旅路に、多くの事件を絡めて、人々や村々、ファンタジー・ギミック(「もののけ姫」からの影響が多く見える。シシ神さま出てたし^^)をふんだんに配していることに成功している点だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/53/cd/7b4d5da22cc7d3d205eb4da25dc377fc_s.jpg)
『ロード・オブ・ザ・リング』のような哲学はないが、誰もが昔から見知っている物語が基底にあるので、
その童話との「照らし合わせ」の作業が、物語に重層性を持たせていたと思う。
魔法の鏡や毒リンゴ、七人の小人をうまく出していたと思う。
惜しむらくは、「ハイホー!」の歌が使われなかったことかな。
まあ、あれはディズニーアニメのほうの要(かなめ)でもあるからダメか。
しかし、悪の女王に乗っ取られた城は、ディズニーのタイトルロゴのシンデレラ城みたいだったね^^;
スノーホワイトは可愛くて美しかったが、女王への反旗を決断し、ジャンヌ・ダルク張りに「フォロー・ミー!」と演説を始めた頃から、なんか顔が神妙になってきて、
「あっ! この深刻な表情は記憶にあるぞ!」と思い出したら、この子、「トワイライト」の馬鹿ップルの女(クリステン・スチュワート)のほうじゃん!!!
でも、やっぱ綺麗だわ^^
今回の「白雪姫」の一番の驚きは、毒リンゴで眠らされたスノーホワイトを目覚めさせるキスの相手が、見ているこちらに「容易には分からせない」ことだった^^
物語には、幼馴染の王子がいて、更に、スノーホワイトを導く「うらぶれた狩人」がいる。
この二人のどちらがヒーローとなるのか?
私は、「ドラクエ5」での、結婚相手選びにおいての「ビアンカorフローラ」みたいな不思議な興味が起こりましたよ^^
しかも、最後は、スノーホワイトさん、「ローマの休日」みたいな「大人の決断」で物語を締めます、ありです!^^
これがディズニーだったら、スノーホワイトが女王となるも、男と抱擁しての大団円となってしまいそうですな^^;
・・・おっと、書き忘れていたが、この作品では、やたらと「涙目(潤んだ瞳)」が、演技の核として強調されていましたな^^
それから、見終えて思ったのだが、どうにも、今後、この「スノーホワイト」は、「悪の女王」に成長してしまうような気がしてならない・・・。
(2012/06/15)
白雪姫の目覚めは、
気になるポイントでした!!
そう来たか!と.....
邦題はともかく、原題は罪ですヨネ...^^;
>>白雪姫の目覚め
ここは本当に新機軸でしたよね^^
原題はネタバレ!!^^
まんまパクリと食べちゃいました。
白雪姫はプロレスやカンフーなど格闘技の達人で自分を襲う刺客を ドレス姿でジャーマンスープレックスやパイルドライバーを繰り広げるわ
剣で襲ってきた敵に よけると同時に バク転蹴りや空中高く飛んだと 思ったら 敵の後頭部をかかと落としを食らわしたり・・・
いつ"アメリカンコミックヒーロー化"したとしても おかしくないかも^^
悪役の継母は
実は 村の子供たちから慕われている アニーサリバンのごとく教育者で慈愛の女性。
「鏡よ、鏡…」でも 「この世で誰もが幸せにくらせるには どうしたらいいのですか?」 と 問いかける人とか・・・
王子は王子で 死〇愛好家である他に ギャンブルと女性関係に だらしがなく 治めている国の財政が破綻寸前だったり 村の女性を見ると見境無く手をだして 何人かを妊娠させてしまい、表ざたにならないようお金で解決して表面をとりつくろう クズ野郎 だったとか
>それから、見終えて思ったのだが、どうにも、今後、この「スノーホワイト」は、「悪の女王」に成長してしまうような気がしてならない・・・。
愛と平和のために戦うといっておきながら 女王の権力を握ると 傲慢に なるかもしれません
あるいは スターウォーズシリーズにおいて ジェダイの情熱あふれる剣士アナキン・スカイウォーカーが 悪の帝王ダースベイダー に 変わっていくみたいに・・・
やっぱり グリム童話って 怖いわ・・・・
>>そのうち物語は 年月が流れるたび内容が塗り替えられていく気がします。
オリジナルに物足りなさを感じると、そうなるでしょうね。
でも、「西遊記」が「ドラゴンボール」になったみたいに、著作権なんか関係ない、それを超えたスタンダードとして「白雪姫」が存在したと考えれば納得ですね^^
>>ドレス姿でジャーマンスープレックスやパイルドライバーを繰り広げるわ
>>剣で襲ってきた敵に よけると同時に バク転蹴りや空中高く飛んだと 思ったら 敵の後頭部をかかと落としを
「シュレック」の姫って、そんな感じですよね^^(実は見てないのだけど^^;)
「権力は腐敗する」と言う格言もありますし、いつの間にやら正邪逆転するのが世の習いでしょうか?
あらかじめ 断っておきますが おとぎ話の夢をぶち壊す内容のコメントです。
>一番にダークであらねばならない「女王(シャーリーズ・セロン)」が、陽性に美しいのが意表をついて良かった。
蘭さんが 以前 TB(Tバックじゃないよ^^) されましたみぃみさんのブログでは
http://mitsuhibinikki.seesaa.net/article/273389885.html
1、>ラヴェンナ女王の「黄金の輝き」と、スノーホワイトの「白銀の輝き」。(←この部分・・・”黄金と”白銀”じゃ 白銀は2番手じゃぁん!って思いましたが・・・)
2、>シャーリーズ・セロンのベテランの艶やかな輝きと、クリステン・スチュワートの若々しく溌剌とした輝き。
3、>美しく生まれた二人の女の子。
一人の女の子は「愛情に満ちた清らかな血」に恵まれ、
一人の女の子は「憎悪に満ちた汚れた血」を背負う。
みぃみさんの記事では比較対象がうまかったんですよ。
でも、もうひとつ肝心なのは ラヴェンナにも白雪にも"黄金"と"白銀"の部分だけでなく もうひとつの一面 "黒"の部分が あるからこそストーリーも成り立ちます。
ラベンナ自身の 黄金の美貌と権力の執着、白雪への若々しい美貌への嫉妬、 彼女の心臓を得るための白雪暗殺指令だして 実行部隊送り込み
ラヴェンナのこれらの権謀術数 まちがいなく"黒"の
部分じゃないですか。
>見終えて思ったのだが、どうにも、今後、この「スノーホワイト」は、「悪の女王」に成長してしまうような気がしてならない・・・。
>「権力は腐敗する」と言う格言もありますし、いつの間にやら正邪逆転するのが世の習いでしょうか?
蘭さんの記事での指摘や返信コメでの指摘 どおり
白雪もまた "黒"の部分を出す可能性があります。
純真無垢な"白銀"の輝きだけでは 生きていけないかもしれません・・・残念ながら
この「スノーホワイト」は三部作だとか言われていましたが、
やっぱ、二部では、一度、白雪姫をダークサイドに落とさなくてはならないと思うのですよね。
それでこそ、新「白雪姫」としてのオリジナリティっス!