☆映画の日なので、二本観てきました。
これにて、MOVIX昭島で3本無料で見るだけのポイントがたまったぞ!
先ずは、一本目の、アニメ『チョコレート・アンダーグラウンド』です。
◇
可もなく不可もなく、NHKアニメのような良質な作品であった。
イギリスの作家であるアレックス・シアラー原作の児童冒険小説で、それを日本のスタッフが作品化している。
舞台は英国のようだが、あちらに媚びることなく、日本人の感性で作り上げている。
ストーリーは、簡単に言うと、禁酒法ならぬ<禁チョコレート法>が発令してしまった国での、少年たちの反抗を描いている。
監督は、『テニスの王子様』などを作ってきた人だそうで、『テニスの・・・』では、やや原作の絵の縛りがあったのだろうが、この作品の原作は小説なので、これでもかと均整の取れた可愛い男の子や女の子が活躍する。
あまりにも、整いすぎた人物像は無個性になりがちだが、物語の終盤になると、私も思わず感動し、ちょいと涙を目に溜めたり、少年たちの「憧れのお姉さん」が憧れているお兄さんが登場したりすると、ちょっとムッとしたりしてしまうので、私も共感しまくりだったのだろう^^;
◇
私は、しかし、この禁チョコレート法が発令された世界で、所詮は町の子供たちに過ぎない主人公たちが行なえる「反乱」にも限度があるだろうと思った。
主人公たちは、何度も<チョコレート警察>に反抗を封じられる。
物語のクライマックス直前までも、「どうやって社会をひっくり返すのだろう」と疑問が募った。
そしたらば、納得できる「革命」を彼らが見事に行なったので、その物語展開に感心した。
彼らは、先ず、チョコレート刑務所を襲撃し、チョコレート思想犯を開放し、力を得る。
続いて、政府与党・健全健康党の党首と会見した者は、宣戦布告する。
そして、テレビに代表されるマスコミを取り込む。
軍事力・政治力・情報力を掌握し、一気に革命を起こしてしまう。
妙に現実味のある方法であった。
◇
そして、この物語の特筆は、
従来ならば、健全健康党・チョコレート警察のような、軍事力で政策を推進する社会システムは、ファシズム的な描かれ方をしたものだが、この作品では、あたかも、クリーンな運動のイメージの「エコ」の行き過ぎの結果の如く描かれている。
つまり、それに異を唱える子供たちは、チョコレートのような、健康に害のあるようなものにこそ、人間としての思い出が詰まっているんだよ、と言っている。
子供などは、ジャンクフードとともに成長していくものなのである。
極端に言えば、社会悪にこそ、人間の生きる意義・美しさがあると言っている。
行き過ぎた「エコ野郎」や「人権偏重野郎」は、ささやかなこの作品を見て自分を省みるのも一興だろう。
◇
次の選挙の一票、みんな真剣に考えなさいよ。
クリーンなイメージの民主党は、悪いことやって自民党を追い出された者や左翼で構成されているのだよ。
民主党イコール健全健康党と私は見ている。
海外の民主党のオバマさんも、結局は戦場をアフガンにしただけ、イスラエルの無差別空爆も認めちゃっています。
きれいな言葉をきれいなままで受け取らず、ちゃんと自分の心の中で吟味しないと、日本でもすぐに<禁チョコレート法>が発令されてしまうぞ。
世界中のどこでも、クリーンな奴らは、すぐに強制的な方法をとり始める。
・・・粛清、とかね・・・^^;
(2009/02/01)
これにて、MOVIX昭島で3本無料で見るだけのポイントがたまったぞ!
先ずは、一本目の、アニメ『チョコレート・アンダーグラウンド』です。
◇
可もなく不可もなく、NHKアニメのような良質な作品であった。
イギリスの作家であるアレックス・シアラー原作の児童冒険小説で、それを日本のスタッフが作品化している。
舞台は英国のようだが、あちらに媚びることなく、日本人の感性で作り上げている。
ストーリーは、簡単に言うと、禁酒法ならぬ<禁チョコレート法>が発令してしまった国での、少年たちの反抗を描いている。
監督は、『テニスの王子様』などを作ってきた人だそうで、『テニスの・・・』では、やや原作の絵の縛りがあったのだろうが、この作品の原作は小説なので、これでもかと均整の取れた可愛い男の子や女の子が活躍する。
あまりにも、整いすぎた人物像は無個性になりがちだが、物語の終盤になると、私も思わず感動し、ちょいと涙を目に溜めたり、少年たちの「憧れのお姉さん」が憧れているお兄さんが登場したりすると、ちょっとムッとしたりしてしまうので、私も共感しまくりだったのだろう^^;
◇
私は、しかし、この禁チョコレート法が発令された世界で、所詮は町の子供たちに過ぎない主人公たちが行なえる「反乱」にも限度があるだろうと思った。
主人公たちは、何度も<チョコレート警察>に反抗を封じられる。
物語のクライマックス直前までも、「どうやって社会をひっくり返すのだろう」と疑問が募った。
そしたらば、納得できる「革命」を彼らが見事に行なったので、その物語展開に感心した。
彼らは、先ず、チョコレート刑務所を襲撃し、チョコレート思想犯を開放し、力を得る。
続いて、政府与党・健全健康党の党首と会見した者は、宣戦布告する。
そして、テレビに代表されるマスコミを取り込む。
軍事力・政治力・情報力を掌握し、一気に革命を起こしてしまう。
妙に現実味のある方法であった。
◇
そして、この物語の特筆は、
従来ならば、健全健康党・チョコレート警察のような、軍事力で政策を推進する社会システムは、ファシズム的な描かれ方をしたものだが、この作品では、あたかも、クリーンな運動のイメージの「エコ」の行き過ぎの結果の如く描かれている。
つまり、それに異を唱える子供たちは、チョコレートのような、健康に害のあるようなものにこそ、人間としての思い出が詰まっているんだよ、と言っている。
子供などは、ジャンクフードとともに成長していくものなのである。
極端に言えば、社会悪にこそ、人間の生きる意義・美しさがあると言っている。
行き過ぎた「エコ野郎」や「人権偏重野郎」は、ささやかなこの作品を見て自分を省みるのも一興だろう。
◇
次の選挙の一票、みんな真剣に考えなさいよ。
クリーンなイメージの民主党は、悪いことやって自民党を追い出された者や左翼で構成されているのだよ。
民主党イコール健全健康党と私は見ている。
海外の民主党のオバマさんも、結局は戦場をアフガンにしただけ、イスラエルの無差別空爆も認めちゃっています。
きれいな言葉をきれいなままで受け取らず、ちゃんと自分の心の中で吟味しないと、日本でもすぐに<禁チョコレート法>が発令されてしまうぞ。
世界中のどこでも、クリーンな奴らは、すぐに強制的な方法をとり始める。
・・・粛清、とかね・・・^^;
(2009/02/01)