雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

淡々と、飄々と、黙々と。

2011-06-09 20:34:15 | …and so on
うちの事務所は7月に入るまで空調を使用しないということになり、あと20日間も湿度の高いところで仕事をすることが決定しました。本社からのお触れでは、照明は2分の1に間引きしろとか執務室の廊下の照明は使用するなとか、事細かな節電対策の指示が出ております。そこまで細かいことを言うのなら、いっそのこと週に1日ぐらい休みを増やしたらどうよ?と思わないでもありません。それはそれで無理な話ではありますが、ビルの節電という観点だけでいえば、職員がいなければ照明も空調も当然要らなくなるのです。仕事は減らさない、人は増やさない、超過勤務はご法度…と禁止事項を挙げ始めるときりがない。それでも、やっぱり仕事があるだけありがたいと思わないと罰が当たることは間違いないので、なるべく淡々と、飄々と、黙々と、どんな時も慌てず騒がず仕事をしたいと思っております。

愚痴ばかり並べ立てながら仕事をしていても仕方ないので、なるべく愚痴らないようにとは思うのです。どんな時でも慌てず騒がず飄々と仕事をしたいという目標だけはあるのですが、現実にはなかなかできることではありません。暑い寒いと文句を言うのは幼稚園のお子さま並みだと分かってはいても、現実に暑いと集中力が途切れたりもします。基本的には接客業ではないので、いつでも笑顔で…とはあまり思わないのですが、その代わりネガティブな感情もあまり表に出さずに仕事できる人になりたいと思い続けて早十数年。一向に目標に到達できないでいるのは、おのれの不徳の致すところに他なりません。不徳ばかりが積み重なり続けているので、来世のおのれもロクなもんじゃないだろうとは思うのです。来世を信じているわけでもないけれど、生きている間に少しなりとも成長したいものだとは思います。

熱心な仏教徒では全くないのですが、個人的に「功徳を積む」という言葉が好きなのです。ささやかなことでいいと思うのですが、毎日の功徳の積み重ねが、年を取った時に活きてくるのではないかと思っている次第。カッコいい婆ちゃんになりたいのはもちろんなのですが、それに加えて温かみのある婆ちゃんになれたらサイコーだと思うわけです。言うは易く行うは難しの典型ではありますが、日々修行だと思って愚痴らないように頑張ります。