日本人の知恵を見直しました。

台風が思った以上に西側の進路を取っているようで、今日の東京は、局地的に大雨になったところもあるようですが、ワタクシの行動範囲では、結局雨が降らないまま1日終わりました。昨夜はかなり降っていたようですが、ワタクシの通勤時間帯にはすっかり止んでいたので、ラッキーな1日でした。とはいえ、傘を手放すこともできないので、昨日からずっと大きい傘を持ち歩いています。雲行きとしては、本当にいつ降り出してもおかしくない雰囲気なので、置き傘にするわけにもいかなくて持ち歩いている次第です。その代わり（といっては何ですが）、異様に蒸し暑くて閉口しています。ちょっと動くと汗が噴き出すという不快指数満点の今日この頃。一応、執務室内の空調は相変わらず28℃設定で入ってはいるのですが、本当に空調の役割を果たしているのかどうかについては、かなり怪しんでおります。

扇風機の風がワタクシのほうを向いていないこともあり、とりあえず自力で風を起こそうと扇子が手放せずにおります。今年の節電騒動の一番の収穫は、何といっても扇子で扇いだ風は涼しいということが理解できたことだと思います。今まで、若干軽視気味だった扇子でしたが、携帯に便利だし誰にも迷惑をかけずに風が作れます。首からぶら下げる乾電池式の扇風機とかUSB接続式の扇風機などという便利グッズも登場しましたが、ワタクシの結論としては、やっぱり扇子で扇いだ風が一番いいというシンプルなところに落ち着きそうです。扇子やうちわなどの、日本人の古くからの知恵を軽視してはいけないということのようです。ワタクシは買いませんでしたが、海外ブランドの扇子なども出ているようなので、これからはファッションアイテムの一つとしての扇子なども登場してくるのかもしれません。

天気予報では、明日・明後日が大雨の本番だと言っていたような気がします。朝6:00前のNHK「おはよう日本」の天気予報しか見ていないので、あるいは予報が修正されているかもしれませんが。ひと雨来ていただいて、この蒸し暑さから解放されたいと思うのですが、そんなことを言っていると先日のゲリラ豪雨のような雨が降ってきそうな気もします。節度ある降雨をお願いしますって、それも無理な話ですよね。