目の前のニンジン。

今日の東京は、本当に久しぶりに良く晴れて、さわやかな1日になりました。心なしか空が高くなってきたような気がします。秋が、確実に近づいているんだなと思いながら、事務所の窓の外を眺めていました。ワタクシにはあと3日間の夏休みが残っているので、シルバーウィーク以外の週に1日ずつ消化しようと目論見中です。今週は金曜日に休もうとおのれの心の中で宣言（？）して、今日はひたすらPCを睨んでおりました。別にPCとにらめっこしているわけではありませんが、近視で乱視で老眼でガチャ目のワタクシがモニター上の数字を凝視すると、どうしてもPCを睨んでいるような図にしかなりません。それで眉間のしわと腰痛が増えてしまったといっても過言ではないと思うのですが、どちらも、単におのれが年を取ってしまっただけだという指摘を受けると、たぶん反論はできないと思われます。

それはともかく、金曜日を休みにするというニンジンが目の前にぶら下がると、普段の何倍も真面目に仕事をしようという気になります。普段からそーゆー姿勢で仕事したらどうよ？という、ワタクシの半径3mで仕事をしている人々のツッコミは受けつけませんので、あしからず。今日のおのれの必死な姿を顧みると、人間にはやっぱり目の前のニンジンというのは必要だと痛感します。ある程度仕事のかたがついたので、周囲の方々に「金曜日は休むのでよろしく」と正々堂々（？）と宣言することができました。非常に個人的な話ですが、まずはめでたい。平日、真剣に仕事をしている同僚たちを想像しながら、カフェでまったり本でも読んでいる時間というのは、ワタクシにとっては至福の時間です。10月に、母と再び北海道に行くという企画があるので、自分の夏休みはカフェでまったりがテーマです。

もっとも、金曜日はカイロプラクティックの予約を入れているので、夕方からバスに乗って出かけることにはなります。先週の時点で夏休みをどこに入れられるかが読めなかったので、結局、金曜日に予約を入れておいたのでした。今週はあと1日行けば3連休だと思うと、一番疲れが出るはずの木曜日も乗り越えられる気になります。人間にとっても、目の前のニンジンはとても重要なのです。