雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

地道に、コツコツと。

2011-09-06 19:46:04 | …and so on
紀伊半島が大変な被害になってしまった時はあまり降らなかった東京ですが、今は、かなり大粒の雨が降っています。ワタクシが職場で帰り支度をしている頃から降り出しそうな雲行きだったのですが、家に帰りつくまでは降られずに済んだのはラッキーでした。15:00ぐらいまでは暑くもなく涼しくもないさわやかなお天気だなと思っていたのだけれど、その後、にわかに雨雲が発達したようです。それにしても、紀伊地方の方々のことが心配になってしまいます。東は大地震、西は大雨。共通して言えるのは、今までの物差しでは測れないようなことが起きてしまったということかもしれません。紀伊半島は年間降水量が日本一多いところのはずなので、日ごろから、雨に対する備えは怠りなくやっておられたと思うのです。東北にしても津波に対する警戒はしていらっしゃったと思います。

国や各自治体では、ハザードマップなどを活用して自然災害に対する防災体制を整備しているはずです。国交省のWebサイトを見ていたら、ハザードマップポータルサイトまで整備しているようです。自分の住んでいる都道府県がどのようなハザードマップを作成しているかが分かるようになっています。今回の大地震や大雨は、そういう防災体制を以てしても歯が立たないほどの規模の災害になってしまったということだとは思います。ワタクシたち人間は、自然の驚異と一口に言ってしまいますが、どんなに備えていてもそれを超える災害が起こることはあり得るんだな…と思ってしまう昨今ではあります。もちろん、国も各自治体も、今回の大災害を教訓として、また防災体制を強化していくのだろうとは思います。この国が、少しでも安全に安心に暮らせる国であり続けてほしいと思います。

自然と闘ったり破壊したりするのではなく、自然と共存していく方法を見つける時期に来ているのかなという気もします。人間がもう少し謙虚に、自然を踏みにじらないような暮らし方をしないといけないのかもしれません。とはいえ、ワタクシなどにできることは本当に微々たることではあります。ただ、それでも何もしないで手をこまねいているよりは、自分にできることをコツコツやっていくしかないのかなと思う今日この頃です。