雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

探偵はBARにいる。

2011-09-16 15:00:59 | books&magazine
個人的4連休の初日です。夕方、カイロプラクティックの予約を入れているので、バスに揺られて出かけますが、基本的には本当に何の予定も入れていないので、家に引きこもってボーっと本を読んでいます。映画にも疎くなりましたが、今、大泉洋と松田龍平で「探偵はBARにいる」が劇場公開されていると思います。その原作が「ススキノ探偵シリーズ」ということでハヤカワ文庫から出ています。4.5冊出ているみたいなので、とりあえず1作目の「探偵はBARにいる」(映画のタイトルになっています)を買ってきて読み始めたところです。最初はちょっと退屈かな?と思いましたが、事件の核心が近くなってくると結構面白くなり始めました。最初っから主人公の「俺」は大泉洋のイメージで読んでいるので、どうしてもおちゃらけているように読めてしまうのですが、結局シリーズ全部を読むことになりそうです。

久しぶりにミステリー小説を読んでいる気がします。小林秀雄に祟られて以来、土屋賢二センセイのエッセイしか読めなかったのですが、先週、石田衣良の「池袋ウェストゲートパークⅨ・ドラゴン・ティアーズ」を1日(というか3時間ほど)で読了したので、そろそろリハビリも終了していいみたいです。I.W.G.P.シリーズって1年に1冊のペースでしか文庫本にならないのですが、待ちに待ってようやく入手しても3時間ほどで読んでしまうのもどうよ?とは思います。でも、読み始めると止まらないし、ノンストップだと3時間もあれば読み終わってしまうのがもったいない気はしています。そのワタクシが「小林秀雄の恵み」に関しては3か月近く七転八倒したわけで、二度と小林秀雄関連の本には手を出すまいと、固く心に誓った次第です。リハビリだって、2か月近くかかっているのです。小林秀雄恐るべし、ですね。

明日からは、世間の皆さまも3連休に突入なさいます。できれば、皆さまにはどんどん観光地に出ていっていただいて、静かな東京でまったりと過ごしたいと思っております。家に引きこもっているだけじゃないかというツッコミもあるかとは思いますが、人が多くなければ、どこかにぶらっと出かけようかなどと目論んでいたりするわけです。どんたけ人混みが嫌いになれば気が済むのか、自分にも全く見当がつかない昨今ではあります。