このお盆は、例年通り、岡山の実家に帰っておりました。誰も住んでなく、電気水道は○ですが、テレビ、風呂、冷蔵庫がだめになって、なかなか苦行僧のようですが、パソコンやDVDを持参し、オーディオもあるので、まあそれほどでもないのですねえ。まあ、友人とあったり、あっという間に終わってしまう、お盆休みでありました。しかし、スーパーなどで売っている弁当は、この間、ずっと食べてましたが、美味しいのですが、食べるのが嫌になるのは何故でしょうねえ。
ということで、今回はグンドラ・ヤノヴィッツのDGから出ました、「The Gunduta Janowitz Edition」であります。14枚組で6000円ほどでネットでかいました。しかし、最近のBOXもの、外装は随分よくなりましたね。不織布や透明ビニールに入れられていたのに比べれば、オリジナル・ジャケットを印刷した紙ケースに入れられるようになった。これはいいですよねえ。購入意欲も増すのでありました。そしてこのヤノヴィッツのBOXは、見開きのジャケットに14枚が一枚一枚入っているんですね。14枚組にしては、幅広いBOXやな、と思ったのですが、この見開きが原因でした。ここまで…、とも思いますが、丁寧であり、評価すべきでしょうねえ。
また、このBOX、ヤノヴィッツの歌唱のみを歌劇や宗教曲などの全曲から取り出して、収めているのが多いのです。シューベルトの歌曲が4枚とモーツァルトのコンサートアリア集、Rシュトラウスの最後の四つの歌などを除くと、バッハのマタイ、ロ短調ミサ、クリスマスオラトリオ、ヘンデルのメサイア、ハイドンの天地創造、四季、モーツァルトのフィガロ、コシ、ベートーヴェンのフィデリオ、ワーグナーのローエングリン、ワルキューレ、などの全曲からヤノヴィッツが歌う部分が抜き出して、収められています。ヤノヴィッツの歌っているところだけを連続して聴けるということで、良いのか悪いのか、意見はありますが、ヤノヴィッツの歌唱を存分に楽しむには、これ以上のものはないという14枚であります。
ヤノヴィッツは、カラヤンが重用していることから、カラヤンの演奏にはよく起用されているので、これまでも聴くことが多く、その美声には聴き惚れることが多かったのであります。しかし、こうしてみると、ヤノヴィッツによるCDというのは案外少なかったんですね。歌曲集やアリア集などがもっとあってもいいな、と思うのですが…。まあ、こんなこんでしょうかねえ。私的には、ドイツのオペラのソプラノとしては、ブリュンヒルデやイゾルデは無理にしても、まずこの人をあげたいですね。それが、これほどの美声があろうかと思うのです。ワーグナーでも、ジークリンデとエルザは、まずこの人でしょう。ジークリンデはひたむきさが切々と歌われ、エルザも憧憬がよく現されています。モーツァルトでも、伯爵夫人ではその堂々とした存在感がいいですし、レオノーレもこの人が一番ですねえ。加えて、バッハの宗教曲がまたいい。マタイもロ短調ミサも、ヤノヴィッツが聴けるからカラヤン盤を買ってしまった。また、クリスマスオラトリオは、これら以上にいいです。こんな中で、私が一番好きなのは、魔弾の射手のアガーテのアリア。これには心が洗われるようであります。また、カルミナ・ブラーナの「天秤棒に心をかけて」は、はじめてこの曲を聴いたとき、こんなきれいな歌声はないぞ、と強く思ったのでありました。シューベルトのリートでは「アヴェ・マリア」がこれまた美しい。このように、この14枚でヤノヴィッツのすべてが聴けます。
と言っても、魔笛のパミーナ、タンホイザーのエリーザベト、マイスタージンガーのエヴァ、アリアドネのアリアドネ、などなどは、このCDでは聴けません。それは、これらはDGなど以外のレーベルであったから、という至極当然の理由でありました。でも残念です。
しかし、台風以降、かなり涼しくなりましたね。でも9月になると、残暑が厳しかったりするんでしょうねえ。
(DG 4797348 2017 輸入盤)
ということで、今回はグンドラ・ヤノヴィッツのDGから出ました、「The Gunduta Janowitz Edition」であります。14枚組で6000円ほどでネットでかいました。しかし、最近のBOXもの、外装は随分よくなりましたね。不織布や透明ビニールに入れられていたのに比べれば、オリジナル・ジャケットを印刷した紙ケースに入れられるようになった。これはいいですよねえ。購入意欲も増すのでありました。そしてこのヤノヴィッツのBOXは、見開きのジャケットに14枚が一枚一枚入っているんですね。14枚組にしては、幅広いBOXやな、と思ったのですが、この見開きが原因でした。ここまで…、とも思いますが、丁寧であり、評価すべきでしょうねえ。
また、このBOX、ヤノヴィッツの歌唱のみを歌劇や宗教曲などの全曲から取り出して、収めているのが多いのです。シューベルトの歌曲が4枚とモーツァルトのコンサートアリア集、Rシュトラウスの最後の四つの歌などを除くと、バッハのマタイ、ロ短調ミサ、クリスマスオラトリオ、ヘンデルのメサイア、ハイドンの天地創造、四季、モーツァルトのフィガロ、コシ、ベートーヴェンのフィデリオ、ワーグナーのローエングリン、ワルキューレ、などの全曲からヤノヴィッツが歌う部分が抜き出して、収められています。ヤノヴィッツの歌っているところだけを連続して聴けるということで、良いのか悪いのか、意見はありますが、ヤノヴィッツの歌唱を存分に楽しむには、これ以上のものはないという14枚であります。
ヤノヴィッツは、カラヤンが重用していることから、カラヤンの演奏にはよく起用されているので、これまでも聴くことが多く、その美声には聴き惚れることが多かったのであります。しかし、こうしてみると、ヤノヴィッツによるCDというのは案外少なかったんですね。歌曲集やアリア集などがもっとあってもいいな、と思うのですが…。まあ、こんなこんでしょうかねえ。私的には、ドイツのオペラのソプラノとしては、ブリュンヒルデやイゾルデは無理にしても、まずこの人をあげたいですね。それが、これほどの美声があろうかと思うのです。ワーグナーでも、ジークリンデとエルザは、まずこの人でしょう。ジークリンデはひたむきさが切々と歌われ、エルザも憧憬がよく現されています。モーツァルトでも、伯爵夫人ではその堂々とした存在感がいいですし、レオノーレもこの人が一番ですねえ。加えて、バッハの宗教曲がまたいい。マタイもロ短調ミサも、ヤノヴィッツが聴けるからカラヤン盤を買ってしまった。また、クリスマスオラトリオは、これら以上にいいです。こんな中で、私が一番好きなのは、魔弾の射手のアガーテのアリア。これには心が洗われるようであります。また、カルミナ・ブラーナの「天秤棒に心をかけて」は、はじめてこの曲を聴いたとき、こんなきれいな歌声はないぞ、と強く思ったのでありました。シューベルトのリートでは「アヴェ・マリア」がこれまた美しい。このように、この14枚でヤノヴィッツのすべてが聴けます。
と言っても、魔笛のパミーナ、タンホイザーのエリーザベト、マイスタージンガーのエヴァ、アリアドネのアリアドネ、などなどは、このCDでは聴けません。それは、これらはDGなど以外のレーベルであったから、という至極当然の理由でありました。でも残念です。
しかし、台風以降、かなり涼しくなりましたね。でも9月になると、残暑が厳しかったりするんでしょうねえ。
(DG 4797348 2017 輸入盤)
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