
生協さんの大きな車と入れ替わりに、長女の車が入って来た。 れれ?? 午後には関空へ向けて経つのに。
車から降りたのは制服姿のひろと! 「え? 熱でもあんのん? インフルは終わったんじゃぁ?」
「自転車の後輪に足はさんだんやて。 母さん頼むわ」
いつもは愛ちゃんが10時出勤なので、補助椅子のついた自転車で8時半息子が送って行くので問題はないが、
愛ちゃんが9時出勤になり、自分の自転車に乗せて送って行き、うっかりしたらしい。
近いので長女に車をだしてもらい、痛がるひろとを病院へ連れて行き即効治療してもらった。
幸いにして大きくすりむいただけで、ひびも骨折も無かったので良った。 急きょ子守が増えた。
半べそをかいている、生傷は痛いだろう。
午前はおとなしく過ごしていた。 と言っても私は出来るだけひろとを笑わせるよう努めた。
笑っているうちに、朝の出来事や痛さが少しは紛れるだろうと思ったのだが、案の定・・。
ゆいちゃん自身がひろとがいるのでやさしく接してくれるし、ハイテンション。

ひろとが撮影。 私より、ピントあってるし。
お昼からはびっこもましになり「ひろと治ったみたいやん、保育園へ送って行こうか?」冗談で言ったら、
「そう言うけど、ほんまは痛いんやで」 意地悪な私は何回かそう言ってやった。

お昼過ぎ長女から電話が入った。
次女からの電話でなつめが保育園で食事中に嘔吐、また1時頃にも、で連れに来て欲しいと園から連絡が入ったらしい。
「そっちも? まさかインフル?」
次女は2時まで仕事で、それまで待ってもらって迎えに行き、かんたも連れて帰った。
帰りにスーパーで買い物中にまた嘔吐したらしい。
夫が帰りひろととゆいちゃんを送って行き、その足で次女の家へ。 車で青い顔をしたなつめを連れ病院へ行った。
私はかんたと留守番、いつもおだやかなかんたは淡々としていた。 本当にいつも穏やかでいい性格だ、今の所。
「ばぁば、おなかすいたなぁ」 一緒に近所の”風風”へたこやきを買いに行って食べさせた。
メロンパンナちゃん、かんた撮影。 デジカメは幼児でも押せば撮れる。

なつめ熱は37度少し、先生はインフルではないやろうと言ったらしい。 高熱では無かったので検査はしなかったようだ。
(今流行っているのになぁ)次女は思ったが、先生は疑いもかけなかったようだ。
まぁ今日は、ひろとになつめに次々と・・先週ひろとがインフルで2人子守、ゆいちゃんもお熱が出たり、大変だ、この季節。
苦笑いな私。 子供の成長の過程には本当に色々ある。 団体生活、もらうわ。 小学校へ行くようになっても然り。
私は専業主婦だったけれど、こんなこと殆ど夫は関わらなかったから、雨の中高熱の2歳の息子がを背負い長女の手をき、
「鼻呼吸するようだったら、入院ですから」と言われ、不安な気持ちで歩いて帰った時の事が思い出される。
近所に身内がいた訳ではない私たちだったが、頼ってもらえる、してやれることはこのうえもなく有難い。
子供たちのそれぞれの子育て、まだまだ・・もっともっと(大変だよ~) みんな親がそうやって大きくしてくれたんやで~。
私たちには5組の甥っ子や姪っ子夫婦が、同じような年頃の1人、あるいは2人子育ての真っ最中だ。
こんなときそれぞれの家庭を思い描きながら、(がんばりよ~)とエールを送る。