＊ 木槿（ムクゲ） 二色の浜にて・・ ＊

土曜の午前中は彩画教室だった。　行く前に朝顔の写真を撮ったのだが・・

三回目の絵は「朝顔」だったので、下手な私の絵がいっそう下手に見えるので写真UPはやめた。
今日時間を見て色紙に昨日習った朝顔を書いてみようと思う。

午後は泉佐野漁港へ夫と行った。　お魚を買って帰り、二色の浜へ寄るとウィンドサーフィンや泳いでいたり、松林ではバーベキューをしていたり・・、ほんと昨日は今年最高の気温、暑かったもの気持ち良さそうだったな・・。　

赤色のふちの「氷」のお馴染みの旗がよしずの横でヒラヒラと私を呼ぶように揺れていた。
その道にいっぱい咲いていた木槿。　ピンク・白・八重・・
「撮ってこいや・・」夫の一言でカシャ！カシャ！

『木槿（ムクゲ）』
◆学名：Hibiscus syriacus 　開花時期：６月～１０月頃
花言葉：繊細な美　
８月１０日の誕生花・で、ちなみにこの日生まれの人の特徴は、冒険するなら宇宙旅行がナウイ、と密かに地球脱出の日を待ち望んでいるタイプ。　夢も希望もデッカイ・・とか。
私の周りにはこの日生まれの人いないなぁ。

◆葵科に属する　葵科の仲間を調べると、木槿（ムクゲ）の他に　芙蓉（フヨウ）　
立葵（タチアオイ）　ハイビスカス　酔芙蓉（スイフヨウ）　紅葉葵（モミジアオイ）があった。
色々調べると面白い、知らなかったことが分かると言う事が。

とても強い花で、枝を切って挿し木にするといつの間にか根づくらしい。
暑い夏、この美しい花の存在は有難い。　　

＊ 木槿（ムクゲ） ＊

早朝に咲いた花は、夕方にはしぼんでしまうと言う「一日花」

「槿花（きんか）一朝の夢」と言う成句は、ムクゲが一日花であるところから、栄華、人の世の儚いことに結びつけられているそうである。　次々と別の花が咲くので長い間咲いているように見えていたがそうだったのか・・一つ賢くなった。　美しきは儚き命なり・・じゃぁ私も？　
（いいや、間違いなく長生きタイプ・・ハイ）

国の繁栄を意味する花、韓国の国花でもありあちらでは「無窮花（ムグンファ）」と言うそうだ。

＊木槿（ムクゲ）の八重 ＊

一日花・と言うはかない花の命を詠んだ句

「道のべの　木槿は馬に　食われけり」　松尾芭蕉
昼間はあんなに美しく咲いていている木槿、それでなくても短命なのに馬に食べられるさまを見て
儚き花の定めを重ね合わせて詠んだのだろうかなぁ。

「それがしも　其（そ）の日暮らしぞ　花木槿」　小林一茶
貧しさと隣り合わせであった一茶の人生らしき一句。